「子猫、10年間で100匹殺して埋めた」 室蘭の72歳女、愛護法違反容疑で逮捕
愛猫家にはショッキングでしょうが、だからといって法律で罰するべきでしょうか。道徳的に悪だとしても、法的に罰することとは別問題です。なんでも政府に罰せさせることの危険に無頓着な人が多すぎます。
みずほ行員「 巨額詐欺」事件――初公判で語られた「エリート行員の転落人生」
個人ができもしない投資話でカネを集めると詐欺で逮捕されますが、政府がインフレ政策で公的年金を実質デフォルトしても何も責められません。
うその業績見通し公表後に自社株売却し利益か
補助金をだまし取るのは悪いことですが、「正しく」獲得された補助金が震災復興に役立っているかどうかは別の話です。
株価好調の裏で現実味を帯びてきた「預金封鎖」が起こるシナリオとは?
公的債務増大→利払い増加→大量のマネー増発→大幅インフレ→国民の預金引き出し→預金封鎖→資産没収。これが悪夢のシナリオ。
高い成長率は原油安の効果でありアベノミクスの成果ではない - 野口悠紀雄
政府・日銀の主張とは反対に、物価上昇率が高まれば実質消費が減少し、低まれば増加している。「つまり、インフレ目標は誤りだ」とズバリ。
No, Tax Breaks are not Subsidies
特定の産業を対象とする税控除は、政府による補助金と同じだと非難されることがあります。しかしその意見は間違っているとエコノミストのマット・マカフリーはいいます。
税控除とは、自分の収入を取り上げられないことです。一方、補助金は、政府を通じて他者の収入を奪うことです。二つはまったく異なるものです。
免税や税の抜け穴は富を強制的に再配分しません。これに対し課税と補助金は、一部の生産者の犠牲によって他の生産者を潤します。
税控除を受ける企業がそうでない企業よりも負うコストが小さいのは事実です。しかしだからといって、免税や税の抜け穴による利益が不公正だとはいえません。事実は逆です。不幸にも税控除を受けられない企業が、課税によって罰せられるのです。
免税や税の抜け穴は、富の再配分という海における救命胴衣だとマカフリーはいいます。経済学者ミーゼスはこんな名言を残しています。「資本主義は税の抜け穴から息をする」
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