2017年2月21日火曜日

保護主義がウケる理由

Mark J. Perry, 25 Reasons Why Protectionism Is Taken Seriously When It's Actually a Form of Economic Suicide(保護主義という経済的自殺が真剣に受け取られる25の理由)より抜粋。

貿易はゼロサム・ゲーム(zero-sum game)ではない。ウィン・ウィンの関係である。

消費者が負う保護主義のコストはほとんど見えない(mostly hidden)。生産者が受ける保護主義の利益は見えやすい。

保護主義で守られた雇用は見えやすい。失われた雇用は見えにくい。

個々の生産者が受ける保護主義の利益は大きい。消費者が負う保護主義のコストは総計では(in the aggregate)大きいが、個々には小さい。

消費者は保護主義のコストを何年も後に負担する。生産者は保護主義の利益をすぐ享受する。

保護主義の利益を求める生産者はよくまとまり、組織されている(well-organized)。 保護主義のコストを払う消費者はばらばらで、組織されていない。

政治家は保護主義から大きな政治的見返りがある。保護された国内企業から投票、支持、献金を得る。 政治家は貿易障壁(trade barriers)を撤廃・縮小しようとすると、大きな政治的代償を払う。保護されていた国内生産者から投票、支持、献金を失う。

「輸出をするのは愛国者」「輸入をするのは非国民」という間違った考え。 「輸出は善」「輸入は悪」という病的で誤った強迫観念(obsession)。 「貿易赤字は経済が弱い証拠」「貿易黒字は経済が強い証拠」という誤解。

0 件のコメント:

コメントを投稿