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「反インフレ経済勉強会」開講のお知らせ
インフレは税の一種です。しかも普通の税よりも悪質な税です。ところが、この事実はよく理解されていません。それどころか、多少のインフレはむしろ良いことだという嘘が、現在主流の国家主義的な、誤った経済学(ケインズ経済学)や、そこから派生した極端な説 (MMT=現代貨幣理論など) によっ...
2026-05-14
代理戦争で報復
2026-05-02
自由世界の新たなリーダー?
2026-04-25
核を持つ動機膨らむ
2026-04-19
欧州の危うい二面外交
2026-02-18
一触即発の核の影
- 多弾頭化の復活: 条約制限のために一発に制限していた陸上配備型ICBM(ミニットマンIIIおよび次世代型センチネル)を、本来の多弾頭搭載能力まで戻すこと。
- 戦域核能力の増強: 核搭載型海洋発射巡航ミサイル計画の完遂。
- 前方展開: 欧州および太平洋地域への戦術核兵器の追加配備。
- 極超音速兵器の開発: ロシアや中国に対抗し得る極超音速核伝達システムの加速。
- 核実験のタブー打破: 1992年以来の「爆発を伴う核実験」のモラトリアムを終わらせ、エネルギー省に対し実験再開への準備を求めること。
2023-12-19
ケイトー研、イスラエル・ガザ紛争にあやふやな態度
The Cato Institute’s Belated, Squishy Stance on the Latest Middle East Crisis | Ted Galen Carpenter
— Mises Institute (@mises) October 25, 2023
From Ukraine to the Middle East, some libertarians have found ways to pick sides and cheer on escalations of bloody conflicts.https://t.co/AOSVtOHB4q
2023-07-09
ケイトー研究所に何が起こったか?
“From Beijing’s perspective, the idea of Russia being eliminated as another player in the international system would give the U.S. an overwhelming edge that would be threatening to China.”
— The American Conservative (@amconmag) March 9, 2023
Ted Galen Carpenter: pic.twitter.com/rmRVIhkkRg
2023-06-15
第2次世界大戦は「善対悪」の戦いか?
Paul Krugman's World War II is a Propagandistic Fairy Talehttps://t.co/vHJDiqaDM4
— The Libertarian Institute (@LibertarianInst) June 8, 2023
2023-06-14
帝国主義リバタリアンという矛盾
Hawkish libertarians need to wake up. -- Ted Galen Carpenterhttps://t.co/I7TM3eeWBJ
— FFF (@FutureofFreedom) May 31, 2023
2023-05-11
よみがえるドミノ理論
The Zombie Domino Theory Returnshttps://t.co/55la8y2iTc pic.twitter.com/SauT2s9j5w
— Ron Paul Institute (@RonPaulInstitut) May 10, 2023
2023-05-04
ウクライナ戦争、米政府の3つの嘘
Washington’s Egregious Deceptions About the Russia-Ukraine War
— Antiwar.com (@Antiwarcom) May 2, 2023
by Ted Galen Carpenter@Ukraine #Russia #NATO #UkraineRussiaWar #RussiaUkraineWar https://t.co/fWyiXBqEp2 pic.twitter.com/cXCjDcO836
2023-05-01
報道機関の失われた良心
"Unfortunately, it also has eclipsed another episode of gross journalistic malfeasance that began months earlier but continues to the present day: defective coverage of the Nord Stream pipelines bombing."
— The American Conservative (@amconmag) April 24, 2023
By Ted Galen Carpenter:https://t.co/6jwqGtgbAW
2023-04-12
ひそかに増大する米傭兵
Though they supposedly don’t engage in direct combat, many of the Pentagon’s contractors are simply modern day Hessians — the German mercenaries that major European powers employed during the eighteenth centuryhttps://t.co/XalTy3OPbl
— Responsible Statecraft (@RStatecraft) March 31, 2023
2023-03-09
ウクライナ戦争、支持いつまで
Ted Carpenter on public opinion: The American people do not exhibit much patience regarding overseas crusades that produce inconclusive results, much less undeniable failure. https://t.co/GaqOr2s3Uy
— Responsible Statecraft (@RStatecraft) March 7, 2023
2023-02-28
ゼレンスキー氏は民主主義の英雄か
— Aspie for peace! (@timmins316) February 27, 2023
ウォロディミル・ゼレンスキー氏 誤った恋愛関係?
ゼレンスキー氏はウクライナの民主主義を損なう
2023-01-18
ウクライナの偽りの民主主義
"Ukraine’s Western cheerleaders seem to have no shame."
— The American Conservative (@amconmag) January 10, 2023
By Ted Galen Carpenter:https://t.co/ZGnEIbOYPg
2022-12-16
聖戦が悪夢になるとき
2022年秋にウクライナがロシア軍に対して驚くほど効果的な反攻を行ったことから、西側諸国の政府関係者やメディア関係者の間では、この戦争でウクライナが全面的に勝利した場合のロシアの対応について注目が高まっている。しかし米国と欧州の同盟国では、軍事的な運命が変わり、北大西洋条約機構(NATO)の代理人〔=ウクライナ〕が決定的な敗北に直面した場合、どのように対応するのかという議論はあまり行われていない。だが深刻な政策的失敗を避けるには、そうした議論が欠かせない。
How Will the Blob React if Ukraine Faces Defeat?
— Antiwar.com (@Antiwarcom) December 13, 2022
by Ted Galen Carpenter#Ukraine #Russia #NATO #blob #UkraineRussianWar️ #RussiaUkraineWar https://t.co/voiSxxZO3V pic.twitter.com/OO1gP4ofuW
欧米の外交専門家は、ウクライナでの軍事的事業が破綻した場合にロシアが取るだろう対応について、意見が分かれている。現実主義者たちは、プーチン大統領がロシアの取り組みを大幅に拡大させるのではないかと懸念している。その懸念は当然である。実際、2022年9月にプーチンが指示した部分的な国家総動員や、ウクライナの送電網などインフラへのミサイル攻撃の強化など、すでに拡大路線がとられている。心配するアナリストの中には、ロシアがウクライナで決定的な敗北を喫した場合、追い詰められたプーチンは屈辱的な破滅を避けるために戦術核兵器を使用する可能性さえあると警告する者もいる。バイデン大統領でさえ、その危険性の存在を指摘している。
しかし、よりタカ派的な人々は、プーチンはハッタリをかましていると主張し、ウクライナの反攻は輝かしい全面勝利の前哨戦にすぎないと称揚している。NATOの軍事力がロシアの戦力強化を阻むというのが、その暗黙の前提である。それどころか、ロシアという熊は、クリミアを含むウクライナの全占領地をウクライナの支配下に戻す外交解決を受け入れ、ずんぐりとした尻尾を巻いてはい出すだろうと考えているようだ。ジャーナリスト、アン・アップルバウムのようなタカ派は、最初からそのような性格の和解が唯一受け入れられる結果だと主張してきたのである。
ウクライナでロシアが敗北した場合に起こりうる結果についての外交政策エリートのバラ色のシナリオは心配である。しかし、ウクライナの将来の運命に関する過度の楽観論も同様に気がかりだ。現実には、プーチンがウクライナ軍の粘り強さ(およびNATOのウクライナへの軍事援助の程度と効果)を明らかに過小評価している一方で、ロシアは依然としてウクライナのインフラを荒廃させながら、ゆっくりと領土目標を達成しつつある。
ウクライナとその西側支援者にとってきわめて心配なのは、軍事的犠牲の度合いである。ミリー米統合参謀本部議長が2022年11月初めに発表した評価では、開戦以来、ロシア軍の死傷者は10万人以上に上ると結論づけている。米国の報道機関は、ミリーの報告書に関する見出しで、この数字を強調した。それよりも注目されなかったのは、ウクライナ軍も10万人以上の死傷者を出していると認めたことだ。ロシアの軍備はウクライナよりはるかに大きく、人口もウクライナの3倍以上あるため、この点は重要だった。つまり、ロシアはウクライナよりも容易に、そして長く、このような悲惨な損失を吸収することができる。戦争が長引き、人間の肉挽き器と化すと、ウクライナの運命は明るくなるどころか、しぼんでいく。
バイデン政権はこのような結果について皮肉るかもしれない。というのも、米政権がウクライナをロシアに対する軍事的代理人として利用する際の手本となったのは、1980年代にアフガニスタンのムジャヒディン(イスラム聖戦士)を使ってソ連の占領軍に血を流させたことだからである。この政策は、アフガンの人々にさまざまな点で大きな犠牲を払わせながらも、最終的には成功した。しかし他でも指摘したように、ロシアにとってウクライナは、アフガンよりもはるかに重要な利害関係国である。したがって、ロシアがウクライナからの屈辱的な撤退を受け入れる可能性はきわめて低い。
米政府幹部が「ウクライナを代理として使うのはその戦略が有効だと証明されたときだけ」と冷笑する現実主義者だとしても、ウクライナには外交政策エリートや報道機関の中に本物の崇拝者が大勢いる。ウクライナのゼレンスキー大統領をチャーチル元英首相のような高貴な人物として、ウクライナを悪質な侵略者に抵抗する勇敢な自由民主主義国家として描くインチキが広まっているため、たとえウクライナの運命が暗くなったとしても、米政府にとって代理人を見捨てるのは困難だ。米政府とその同盟国は繰り返し、ウクライナは民主主義と独裁主義の存亡をかけた世界的な戦いの最前線にあると主張してきたから、その姿勢を崩すことは難しいだろう。
もしロシアが差し迫った冬期攻撃、あるいはそれ以降の攻撃でウクライナ軍を追い詰めた場合、バイデン政権には、ウクライナに対する米国の支援を減らすのではなく、むしろ強化を求める大きな圧力がかかるという、非常に現実的なリスクが存在する。実際、この戦争にNATO軍が直接参加することを求める声は、ほぼ間違いなく高まるだろう。事態の拡大は、ウクライナ上空に飛行禁止区域を設定する、あるいは同国に米軍を配備するという形をとるかもしれない。
このような劇的な動きに伴うリスクは明らかであり、恐ろしいことである。しかし、この戦争をロシアの侵略や独裁政治の世界的脅威に対する聖戦として受け入れてきた有力者たちは、そのような考えにはとらわれないかもしれない。米国の外交政策体制には、失敗した事業を喜んで放棄した良い実績がない。ベトナムにいる米政府の傀儡が勝てないと明らかになった後も、何年もベトナム戦争に執着した。最近では、アフガンにおける米国の政策の破綻を20年近くもかたくなに認めようとしなかった。
それと同じ精神構造の人々が、ウクライナを活力ある民主主義国家であり、重要な同盟国であるかのように見せるためにあらゆる努力を尽くした後に、同国を見捨てるとは想像しがたい。実際、下院の進歩的議員連盟が戦争を終わらせるために外交を重視するよう求めた控えめな呼びかけ(すぐに撤回された)に対し、そうした方面から敵意が津波となって押し寄せたことは、ウクライナに対する狂信的な支持の大きさを示している。米政府の関与を強化するよう求める声は、米国民に過大なリスクがあるにもかかわらず、外交政策エリートによって受け入れられる可能性が高い。自国がこれ以上ウクライナ紛争に巻き込まれるのを防ぎたい米国人は、そのような試みをはねつける覚悟を持たねばならない。
(次を全訳)
How Will the Blob React if Ukraine Faces Defeat? - Antiwar.com Original [LINK]
2022-11-27
米政府、闇の同盟の系譜
ウクライナにおける米国のネオナチの盟友は、米政府がロシアに対し利用してきた忌まわしい協力者の最新版
ユダヤ人襲撃犯からヒトラー崇拝者、イスラム過激派まで、米国は一世紀以上にわたって憎むべき相手と協力してきた
ソ連の指導者ヨシフ・スターリンは、第二次世界大戦の同盟国であるはずの米国が、自分に隠れてドイツのナチスと交渉していたことを1945年3月に知り、激怒した。実際、米国のスパイで後に中央情報局(CIA)の長官となるアレン・ダレスが、ヒトラー政権の崩壊が迫るなか、親衛隊のカール・ウォルフ将軍と秘密会談を行い、冷戦を事実上開始したとする歴史家もいるほどである。
ソ連が疑念を抱くのは当然である。ダレスを含む米政府は、ソ連を米国の長期的な最大の脅威とみなしていたのである。
ナチスを救う
その頃すでに米国は、ソ連に対抗するために、いかがわしい同盟国と共通の大義名分を見出した歴史があった。ソ連がよく覚えているように、米国は1918年にロシアに侵攻し、〔社会主義革命を起こした〕ボルシェビキ政権の打倒に失敗したのである。当時、米国は反革命派の白軍と同盟を結んでおり、その中にはポグロム(ユダヤ人襲撃)などの残虐な殺戮を好んでいた者もいた。
当時のウッドロウ・ウィルソン米大統領は、世界の指導者たちに民族自決と対外侵略の禁止について道徳を説いていたが、この原則は何世代も先の米国の自己利益に従ってのみ適用されるものであった。ウィルソンは、ドイツから中央アジア、現在のウクライナ危機と、今日まで続く前例を作ることになったのだ。それは米国を自由の擁護者として崇高に描く一方で、ロシアを傷つけたいという米政府の熱い思いを共有できる相手であれば、その行為や見解がいかに忌まわしいものであっても、誰とでも協力するというものであった。
1945年、ダレスはハインリヒ・ヒムラー〔ナチス親衛隊(SS)隊長〕の右腕だったウォルフと手を組んだ。ウォルフとSS将校のグループは「黒の騎士団」と呼ばれ、北イタリアを連合軍に降伏させることに同意した。この取引はドイツの全面降伏のわずか6日前に行われたため、米国にとってはあまり効果がなく、ソビエトや他の同盟国に不信の種をまいてしまった。
歴史家によれば、ウォルフはニュルンベルク検事団から不思議なことに主要戦犯リストから外され、加害者ではなくナチスの残虐行為の「目撃者」として扱われたので、絞首台は免れた。ダレスは、ウォルフの別荘がイタリアのパルチザンに包囲された際、救助隊を派遣してウォルフを救出したほどである。
米国の情報機関、国防総省、連邦捜査局(FBI)は、戦後採用したいナチスの記録を隠蔽することに手を貸した。悪名高い戦争犯罪者が米国の同盟国から隠されていたケースもある。そのような有用な悪党の一人がクラウス・バービーで、〔ナチスドイツに協力した〕ビシー政権下のフランスでゲシュタポ(秘密警察)の将校としてユダヤ人とレジスタンス戦士を拷問し、「リヨンの虐殺者」として知られた。バービーは占領下のドイツで米国のスパイとして働き、フランスが戦犯として引き渡しを要求した後、1951年に米国はバービーをボリビアに逃がした。
1983年に米国の調査によってようやく明らかになったように、米国はバービーの居場所について同盟国のフランスに嘘をついていた。米軍はバービーと他の反共産主義工作員を、ファシストのクロアチア人司祭クルノスラフ・ドラガノビッチが運営する「ネズミの回線」を通して欧州から避難させるために金を払っていた。米国調査官アラン・ライアンによれば、「米政府の役人は、フランス政府から犯罪容疑で指名手配されている人物を保護し、法から逃れるよう手配する直接の責任を負っていた」。
CIAは多くのナチスを直接雇用することに加え、かつてヒトラーの東部戦線情報主任であったラインハルト・ゲーレンが運営する大規模なスパイ網を利用するために数百万ドルを支払ったと伝えられる。このドイツ人将軍は、戦争犯罪容疑での訴追を免除され、逮捕を避けるためにナチスの仲間の何人かを欧州から逃亡させる手助けをした。
米政府がナチスを雇ったのは、単なるスパイ行為だけではなかった。科学者やエンジニアを含む1600人以上が、「ペーパークリップ作戦」の下、冷戦に勝つためにその技術力を買われ、米国に連れて来られたのである。例えば、国防総省はロケット科学者のウェルナー・フォン・ブラウンを新妻、両親、弟とともに米国に呼び寄せた。フォン・ブラウンは、ドイツでヒトラーのために奴隷労働を使ってV-2ロケットを作ったチームを率いた人物で、米国では宇宙開発計画の英雄となり、ディズニー映画やタイム誌のカバーストーリーの題材となった。
しかし、ナチスからの移植者のすべてが順調であったわけではない。航空医学の経験を買われてテキサス州の軍事基地に連れて来られたコンラッド・シェーファー博士は、米軍当局の印象が悪く、ドイツに送り返された。作家のエリック・リヒトブラウが2014年の著書『隣のナチス』(邦題『ナチスの楽園』)で書いているように、米国側はシェーファーが医療残虐行為に関係があるというニュルンベルク検察の主張を見逃したが、「科学的才覚」が欠けていることには我慢できなかったのだ。
米国対ユダヤ人
ヒトラーの死の収容所を監督した看守や、残虐な医療行為を行ったナチスの医師が、DP施設のスタッフとして働いていたのである。収容所では、ユダヤ人は相変わらず縞模様の制服を着て、わずかな食料を与えられていた。より多くの食料を手に入れるため闇取引に走ると、シュトゥットガルトやランズベルグのDP施設にドイツ警察が派遣され、取り締まりを行うようになった。当時のトルーマン米大統領が派遣した調査官アール・ハリソンは、次のように書いている。
抹殺しないことを除けば、ナチスがユダヤ人を扱ったのと同じように扱っているように見える。
パットンはこの批判的な報告書に「激昂」したと、リヒトブラウは2014年11月のNPRのインタビューで語っている。「ハリソン一派は避難民を人間だと信じているが、それは違う」と、米国の戦争の英雄〔パットン〕は日記に書いている。「とりわけユダヤ人はそうだ。獣にも劣る」
ペーパークリップ作戦の科学者と同様に、CIAのナチス・スパイの多くは米国に移された。この新しく入り込んだ米国人の中には、ロシアのクラスノダール地方出身で北コーカサスの総統とあだ名されたチュチェリム・ソブゾコフや、アドルフ・アイヒマンの最側近でドイツの「ユダヤ人問題」への対処についてナチの方針を作り上げたオットー・フォン・ボルシュビングが含まれる。リヒトブラウはCIA将校の言葉を引用し、「我々はソビエトを倒すのに役立つ男なら、どんな男でも、ナチスの記録がどうであろうと雇い入れる」と書いている。
ウクライナのナチス協力者ニコライ・レベドは、戦時中のユダヤ人とポーランド人の大量殺戮に関係しているとされ、1949年に米国に連れて来られた。レベドの素性は謎に包まれてはいない。米陸軍はレベドを「有名なサディスト」と呼び、CIAは「悪魔」とコードネームで呼んだと伝えられている。しかしレベドは反ソ工作員として貴重な存在とみなされ、数年後、米移民管理当局が調査に乗り出すと、CIAは国外退去を阻止した。レベドは米国の保護下で生き続け、89歳でピッツバーグで亡くなった。
2022-10-26
米政策が招いた北朝鮮ミサイル実験
ここ数週間、北朝鮮は弾道ミサイルの能力向上を生々しく示している。1月には、1カ月で7回の発射実験を行い、新記録を樹立した。金正恩政権はその締めくくりとして旧正月に、米国領グアムに到達可能な中距離ミサイルの発射実験を行った。この「火星12」の発射は、米国内の目標に到達する能力を持つとみられる3発のミサイルを実験した2017年以来、北朝鮮として最長距離の発射となった。1月の他の少なくとも1回の発射では、低空飛行できわめて機動性の高い、極超音速ミサイルが使用された。
North Korea’s Missile Tests a Response to a Zombie US Policy
— Antiwar.com (@Antiwarcom) February 15, 2022
by Ted Galen Carpenter#NorthKorea https://t.co/4cr6RnROZp pic.twitter.com/8CRcuBcKS7
この新たな実験は米政府関係者を驚かせたようだが、バイデン政権が金正恩政権との関係正常化につながる新たな目立った取り組みを行わなかったことに対する、北朝鮮の反応は予想できた。1月下旬に韓国(文在寅政権)の(鄭義溶)外相が、朝鮮戦争の公式な終結を宣言する宣言文の草案に米韓が合意したと報告したことが、唯一の柔軟さの兆しだった。しかしそれも北朝鮮との交渉次第であり、その重要なステップは依然として不透明なままである。
現在の米朝関係の行き詰まりは、非常に歯がゆい。ホワイトハウスはトランプ大統領の任期中盤に柔軟な政策を示した後、手を引き、他の問題で有意義な交渉を行う前に核兵器計画の放棄に向けた措置を取るよう北朝鮮に要求するという、米政府の長年の外交戦略を再開した。バイデン氏の外交チームも同じ手法をとっている。
しかし、北朝鮮の核開発を「完全で検証可能・不可逆的」に終わらせるという米政府の要求は、20年以上もの間、不発に終わっている。北朝鮮の弾道ミサイル発射計画が年々大規模化し、高度化していることに関する同様の要求も、無益であることが証明されている。それどころか、米政府と「国際社会」がこれまで以上に厳しい経済制裁を要求しているにもかかわらず、北朝鮮は核兵器とミサイル発射システムをさらに製造し続けている。米国防情報局の2021年の報告書によれば、北朝鮮はすでに「核兵器の備蓄を保持している。外部の専門家は、北朝鮮が20~60個の核弾頭を製造するのに十分な量の核分裂性物質を生産していると見積もっている」。2021年のランド研究所の調査では、今の傾向からすると、その数は2027年までに151~242個に達すると結論づけている。さらに、北朝鮮はそれら核兵器を発射する多数の移動式大陸間弾道ミサイル(ICBM)を自由に使用できるようになる。
ただし、北朝鮮が2017年9月以降、核兵器実験を実施していないことは、トランプ政権が首脳会談を含む米朝の直接対話に意欲を示した時期と重なるので、注意が必要である。また、北朝鮮は短距離ミサイルの実験さえも自主的にモラトリアム(一時停止)を採用した。短距離ミサイルの発射が再開されたのは、米政府との関係打開の見通しが立たなくなったことが明らかになったからである。核実験のモラトリアムもICBM発射のモラトリアムも当面は有効だが、この自制がいつまで続くかはますます不透明になってきた。
トランプ氏がかつて約束した北朝鮮とのオープンな関係は、同氏自身の外交チーム内での妨害と、議会民主党とその盟友である既成ニュースメディアによる冷笑するような党派的批判との犠牲になった。前者のおもな原因は、トランプ大統領が見当違いにも超タカ派のジョン・ボルトンを国家安全保障担当の大統領補佐官に任命したことである。後者では、トランプ氏は金正恩総書記の友人であり代弁者だと、民主党が絶えず中傷した。これらの要因が相まって、実のある交渉の可能性を命取りにも妨げている。その交渉が米朝の正常な関係につながり、世界でもとりわけ危険な発火点に緊張緩和をもたらすかもしれないのに。
ジョー・バイデン氏がホワイトハウスに入る前から、新しい外交政策チームが北朝鮮問題について斬新な考えを示す気配はほとんどなかった。北朝鮮を孤立させようとする無益なゾンビ政策への肩入れは、2022年1月のミサイル発射実験後、バイデン政権が新たな制裁を課したことで確かになった。米政府が軌道修正しなければ、北朝鮮がICBMと核兵器の両方の実験を再開するのは時間の問題である。
その結果を回避する唯一の方法は、トランプ氏が一時選んだ路線を再開し、北朝鮮との正常な関係を確立するハイレベルな交渉を追求することだ。それが意味するのは、制裁を解除し、北朝鮮と正式な外交関係を結び、朝鮮戦争を正式に終わらせる条約に調印する、その意志を持つことである。また、北朝鮮を核以前の時代に戻すという奇想天外な要求を放棄することも意味する。好むと好まざるとにかかわらず、北朝鮮は世界の核兵器保有国の一員であり、今後もそうあり続けるだろうし、高性能なミサイル発射システムを急速に完成させつつある。そのような能力を持つ国とは、少なくとも米国は対話することが不可欠である。北朝鮮を孤立させ、威圧しようとする戦略は、長い間、無益な活動であった。今やそれはきわめて危険なものとなっている。
(次を全訳)
North Korea's Missile Tests a Response to a Zombie US Policy - Antiwar.com Original [LINK]
2022-05-06
ウクライナ問題でマスコミがまたもや失態
米国の報道からは、NATOの拡大、ウクライナをめぐる欧米とロシアの長年の動き、ウクライナ東部の分離独立戦争の意義など、紛争に至った様々な要因や事象がほとんど伝わってこない。その代わり、プーチンは悪人で、残忍な侵略者である。そうでないと示唆する者はロシアのプロパガンダの道具だという。
とりわけ浅薄なのはテレビ報道だ。米国の視聴者は、ロシア軍の砲弾が炸裂する映像、涙を流し必死で逃げる難民(ほとんどが女性と子供)、自国を守るために武装するウクライナ市民の決意などに目を奪われる。トラウマを抱えた難民の映像を大量に提供しても、紛争を理解することにはほとんどならない。
放映した資料の一部が捏造であったことは、マスコミの信用を失墜させた。ミス・ウクライナの女性が手にした武器は、エアソフトガンだった。ロシア軍艦に吹き飛ばされたというスネーク島の殉教者たちは、生きていた。ウクライナのパイロットとロシアの侵略者との空中戦の映像は、ビデオゲームだった。
報道で煽られた十字軍的な心理は、理性的な反対意見を委縮させた。批判者を「プーチン擁護派」「プーチン支持派」と断じる記事は、どこにでも見られるようになった。米国民の間に反露ヒステリーを煽ることで広がった不寛容な雰囲気は、第一次世界大戦中の米国の反ドイツ感情に似ている。
反対意見を封じ込め、民族的な憎悪の触媒となり、危険な軍事的十字軍を支援することは、米国民が責任ある報道機関に求めるものではない。残念なことに、手にしたものはまたしてもそれだ。
(次より抄訳)
The Press Fumbles Again on Ukraine - The American Conservative [LINK]