NYタイムズ紙は、FBIの逮捕前に容疑者の名前を挙げた
アンチウォー・ドット・コム
(2023年4月13日)
米連邦捜査局(FBI)は13日、ペンタゴン(国防総省)をはじめとする米政府機関の機密文書をネット上に流出させた犯人として、マサチューセッツ州空軍州兵の21歳の隊員を逮捕した。
Twenty-One-Year-Old Air National Guardsman Arrested as Suspected Leaker
— Antiwar.com (@Antiwarcom) April 13, 2023
The New York Times named the suspect before he was arrested by the FBI
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ジャック・テシェイラ容疑者の名前は、逮捕前にニューヨーク・タイムズ紙が初めて漏洩犯の可能性があるとして挙げたものだ。同紙は、欧州連合(EU)が資金を提供し、米情報当局がしばしば賞賛するウェブサイト「べリングキャット」と調査を行い、漏洩者を特定した。
タイムズ紙の報道によると、同紙はテシェイラ容疑者について米政府関係者と話し合い、FBIが同容疑者の名前を公表する前にコメントを求めたという。
「本日司法省は、機密扱いの国防情報を移動、保持、送信した疑いの捜査に関連して、ジャック・ダグラス・テシェイラを逮捕した。テシェイラは州空軍州兵の職員である」とメリック・ガーランド司法長官は逮捕後に述べている。
テシェイラ容疑者はマサチューセッツ州空軍の情報部門に所属しているが、この若い航空兵がなぜこれほど多くの最高機密文書にアクセスできたのかは明らかではない。タイムズ紙によると、同容疑者は昨年7月、兵として下から3階級目の一等空兵に昇進した。
テシェイラ容疑者は、ケープコッドの基地にあるマサチューセッツ州空軍の第102情報飛行隊に勤務していた。職種は、通信機器の修理を行うサイバー・トランスポート・システムズ・ジャーニーマンだった。
テシェイラ容疑者は、主にゲーマーが使用するメッセージプラットフォームである「ディスコード」のサーバーに文書を投稿したことで非難されている。彼が文書を送信していたチャットは非公開で、メンバーは約25人、若い男性や10代の少年のグループだった。
ディスコードのメンバーの1人が、3月に他のチャットルームで文書を公開し始めたとされ、最終的に文書はタイムズ紙に発見された。ワシントン・ポスト紙によると、テシェイラ容疑者が投稿したとされる文書の写真は300枚にのぼるという。
ディスコードのメンバーでタイムズ紙の取材に応じた17歳の女性は、文書を流出させたとされる同容疑者について、「反戦派」の「キリスト教徒」で、「何が起こっているのかを友人の何人かに知らせたかった」だけだと説明している。
Twenty-One-Year-Old Air National Guardsman Arrested as Suspected Leaker - News From Antiwar.com [LINK]
<関連コメント>
Everyone who leaks classified documents exposing state violations of our rights, such as Snowden and Assange, are heroes who should be given medals.
— Libertarian Party (@LPNational) April 14, 2023
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