2019-02-15

制裁の傲慢

制裁の傲慢
米国は外国に対する多数の制裁で世界中に敵を増やしてゐる。ドル離れも顕著だ。責任は米議会の多数派にある。何かといふと外国の人物や政府に対し制裁を繰り出す。調査に対し世界中の多くの人々が、自国の安全や子供の将来にとって最大の脅威はアメリカ合衆国だと答へてゐる。
The Ron Paul Institute for Peace and Prosperity : Lawrence Wilkerson: ‘Arrogance of Power’ Behind Arrest of Meng Wanzhou in Canada for US Extradition

撤収は無責任?
トランプ大統領の米軍シリア撤収決定を「無責任」と非難する人々。無責任なのは彼らの方だ。イスラム国(IS)打破といふ当初の目的から外れてシリアへの永続的な駐留を正当化しようとしてゐる。軍事政策の目的が不透明ならば、それこそ無責任だ。大統領には撤収の義務がある。
Giving Credit Where Credit Is Due – Trump Is Right on Syria - Antiwar.com Original

アフリカの略奪
ボルトン米大統領補佐官、中国とロシアによるアフリカ大陸での「略奪的行為」に対抗し新戦略を発表。しかし米国自身の略奪的行為には触れず。米国アフリカ軍(AFRICOM)によりアフリカ諸国の多くを事実上の軍事支配下に。約30カ国に数千人の米兵配置、今年は2.36億ドルを投入。
John Bolton Wants To Protect Africa From 'Predatory' Chinese Behavior. What About Washington's? - Antiwar.com Original

計画より偶然
実現したら経済危機をもたらすと騒がれる、英国の合意なきEU離脱。けれども1992年、英国がポンド危機に襲はれ欧州為替相場メカニズム(ERM)を離脱した後、英経済はむしろ回復に向かった。政治の世界で偶然起こったことは、計画されたことよりしばしば良い結果をもたらすもの。
Why an accidental Brexit could be the best thing for the UK - CapX

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