2019-02-24

制度がゆがめる人生

景気判断はいらない
景気が良いか悪いか肌で知ってゐるのは、統計をいぢくり回す政府の役人ではなく、普通の人たちです。一見科学的で、じつは怪しげな集計方法で作成された統計より、単純なアンケート調査のはうがよほど信頼できます。だとすれば、いっそのこと政府の景気判断なんかやめてしまひ、景気は民間のアンケートで判断すれば正確だし、税金の無駄遣ひにもなりません。
景気回復「実感していない」66% NHK世論調査

制度がゆがめる人生
法律婚ができないために、配偶者控除を受けることができないなどの苦労。そのために訴訟を起こすといふ新たな苦労。国の制度が二重にゆがめる人生。もし事実婚が税法上、法律婚と同様に扱はれれば、こんな苦労はなくて済むのに。それ以前に税金がもっと安ければ、控除をあてにしなくて済むのに。
願うだけでは、人生が終わってしまうから。同性婚訴訟、原告に立たない人の思い

現金社会のエピソード
もし日本が100%キャッシュレス社会だったら、この話題は生まれなかったはず。これだけ多額の現金を蓄へることがまずできないし、電子通貨だと差出人を不明にすることも難しいでせう。かりに匿名にできたとしても、1億円相当の札束の迫力にはニュースバリューでかなひませんし、お札を確認する日銀の出番もありません。
愛媛県知事あてに差出人不明の1億円札束 「何かの役に立てて」

魅力ないサービス
サービスを使ってほしければ、それ相応の魅力を付与しなければいけません。健康保険証として使へることがそんなに魅力的でせうか。一番効き目がありさうなのは、マイナンバーカードを使へば税金を安くすること。もちろん無理でせうけれど。マイナンバーの狙ひの一つは国民から少しでも多くの税を搾り取ることなのですから。
マイナンバーカード普及策を検討 政府、保険証や民間活用も

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