キャッシュレスの押し付け
そもそも消費増税のどさくさに紛れてキャッシュレス決済を強引に導入しようとすることが間違ってゐます。北欧や中韓に比べてキャッシュレス比率が低いから高めようといふ発想は追いつけ追い越せの明治時代路線。消費者はそれなりの合理的理由があるから現金決済を選ぶのです。あらゆるサービスは個人が選択するものであり、政府が押し付けるのは愚の骨頂です。
消費増税のポイント還元 補助、過大支給の恐れも
国のかたちは地方から
金持ち優遇、大いに結構です。累進課税といふ、嫉妬に基づく理不尽な制度を多少なりとも是正する役に立ちます。「この国のかたち」を中央政府に作らせたら、ろくなことはありません。国のかたちは地方の自由な創意工夫によって作るべきものです。日本で「国」といへば、伝統的には信濃国とか筑紫国とか、地方のことです。
ふるさと納税は「金持ち用カタログショッピング」か 本来の趣旨を大きく逸脱してしまった返礼品競争に終止符を!
医師不足の根源
スターバックスやマクドナルドが地域によって足りないと問題になったのを聞いたことがありません。市場原理に基づいて需要と供給がバランスされるからです。医師不足問題の根源は、市場原理が働かないことに尽きます。市場原理を敵視する社会主義的医療の犠牲になるのは、国民と医師です。
2036年の医師不足2.4万人 厚労省試算 「偏在解消」達成できず
官僚的発想
休みを取る人が少ないなら強制的に休ませよう、といふのは官僚的発想の典型です。民間経済は官庁と違ひ、つねにグローバルな競争にさらされます。休みが増えるのはサラリーマンとしてはありがたく感じますが、それだけ労働コストが上がるといふこと。労働コストの高い国、日本に海外企業がどこも投資してくれなくなったら、どうするのでせうか。
「年休」義務化、仕事が回らないと焦る企業がやるべきこと
0 件のコメント:
コメントを投稿