|
Ludwig von Mises Institute
発売日 : 2011-09-19
|
*ソーントン編『ミーゼス引用句集』(
The Quotable Mises)より。
<抜粋>
インフレーション(通貨膨張)が続くと必ず破局(catastrophe)をもたらす。
政府が増税に乗り気でなく、国債発行もできないとき、いつもインフレーション(通貨膨張)の助けを借りる。これが事の真相(truth of the matter)である。
今インフレと呼ばれるものは本来のインフレではない。本来のインフレとは、お金とその代用品(substitutes)の量が増えることである。ところが今は商品価格・賃金率全般の上昇をインフレと呼ぶ。それは本来のインフレの結果にすぎない。
インフレーション(通貨膨張)は遅かれ早かれ、終わりが来る。それは持続できない(cannot last)政策なのである。
インフレーション(通貨膨張)とは神の仕業(act of God)ではない。天災でもなければ疫病でもない。インフレーションとは政策である。
0 件のコメント:
コメントを投稿