ローマ帝国の衰退をもたらしたのは、経済の相互依存の崩壊であり、蛮族の侵略ではなかった。3〜4世紀の政治混乱の中で、皇帝たちが通貨価値の切り下げに手を染め、衰退は決まった。通貨安は最高価格制と相まって重要な食料品の生産販売を麻痺させ、社会の経済組織を壊した。
How Mises Explained the Fall of Rome [LINK]
Knowledge of the effects of government interference with market prices makes us comprehend the economic causes of a momentous historical event, the decline of ancient civilization. https://t.co/kxH3lXSWhE
— FEE (Foundation for Economic Education) (@feeonline) August 4, 2024
貨幣は無制限に刷ることができ、インフレを起こすこともないと長年考えてきた各国中央銀行は、論理に立ち返り、保有資産に金を増やそうとしている。ドルやユーロ建て債に損失が生じる恐れが強まり、金の買い増しに動き、新たなインフレ圧力の爆発から身を守ろうとしている。
Central banks purchase gold to offset their own money destruction | Mises Institute [LINK]
保護主義で競争がなくなれば、ある産業が他の産業よりも成長しやすくなる。しかしこれは、保護される産業以外の人々を犠牲にする。純粋な自由市場では、生産はより効率的な場所で行われる。保護主義は、政治的に人気のある特定の産業を振興するために、非効率を強いる。
Protecting infant industries doesn’t help the economy | Mises Institute [LINK]
ハイエクの自由論には、略奪する国家についての説明がない。政府権力の恣意から個人を守る法の支配の重要性を擁護する一方で、政府を権利の源泉とみなしている。政府そのものが自由に対する最大の脅威であることを認めていない。歴史的に、政府が略奪を控え続けたことはない。
Hayekian liberty and the predatory state | Mises Institute [LINK]
ファシズムは資本主義に反対すると主張したが、同時に伝統的なマルクス主義の国際主義にも反対した。ファシズムは社会主義のもう一つの形態だった。ファシズムとマルクス主義との戦いは右翼と左翼の戦いではなく、異なる左翼思想、すなわち国際主義と民族主義との戦いだった。
There's No Denying the Socialist Roots of Fascism [LINK]
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