2016年12月6日火曜日

〔翻訳〕GDPのおかしな論理

Per Bylund, The Faulty Logic of GDP Necessitates an Economic Paradigm Shift(GDPの論理は誤り、経済学のパラダイムシフトが必要)より抜粋。

国内総生産(GDP)の誤りは、生産とは消費者価値(consumer value)を正味で増やすにすぎないと想定していることだ。ある企業が製品を作ることによって加える価値は、製品の金額とコストの差だけだと思われている。

GDPのもう一つの誤りは、企業間取引(B2B)よりも企業対消費者間取引(B2C)を過大評価することだ。企業間取引は投資の規模やビジネスチャンス(opportunity)が大きいにもかかわらずである。

GDPはイノベーション(技術革新)の価値を事後的にしか正しく測ることができない。投資は成功しない限り、損失(loss)とみなされる。だから将来の生産に向けて投資する国は衰退しているようにみえる。

GDPは生産性を改善する試みを事実上すべて無視する。消費を増やさないからだ。またGDPの想定によれば、消費が生産を左右する。これは誤りだ。現実には、企業家(entrepreneurs)は消費者が何を買いたがるか考え、それを作る。

GDPは経済を誤って理解し、政府統計でわかるものだけを勘定する。純消費、純利益、純なんとか、純かんとか……。誤った論理がまかり通って80年近くになる。そろそろ経済学のパラダイムシフト(paradigm shift)の時期だ。

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