ケネディ米大統領暗殺に関する新作ドキュメンタリー映画を完成させたオリバー・ストーン監督は、自分が「陰謀論者」と批判されていることについて、こう語る。なぜ暗殺計画が人間の能力を超えていると信じるのか、理解できない。歴史を見ればわかるように、陰謀は沢山ある。
ケネディ暗殺に関するストーン監督の新作ドキュメンタリーがカンヌ映画祭で上映されたが、主流メディアは無視した。体制派メディアは大衆の気を逸らすのが大好きで、陰謀論を憎む。ただし自分の好きな陰謀論は別だ。四年にもわたり、証拠もなしにロシアの陰謀を叫び続けた。
三十年前、「JFK」を公開したときは、世間はもっと自由でオープンで、作品に賛同してくれる人が大勢いたよ。2013年には、メディアは反対意見を弾圧するようになった。今ではユーチューブだのフェイスブックだのくだらん連中がやっているね。(映画監督、オリバー・ストーン)
ケネディ大統領は1963年、アメリカン大学での演説で米露関係の歴史について重要な指摘をした。「世界の大国としては珍しいことに、米露はこれまで互いに戦争をしたことがない」。長い平和の伝統を守ることこそ米国の懸案事項だ。プーチン大統領が自国をどう治めるかではない。(評論家、パット・ブキャナン)
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