2016年6月3日金曜日

〔本〕『日本会議の研究』


権力による理想強制

リベラル派は日本会議の保守的な主張に同意しないだろう。だが権力で自分たちの理想(福祉国家)を他人に強制しようとする態度は同じ。根底には共通する国家主義。そこに今の日本の危機の本質がある。

<抜粋>
「緊急事態条項の創設」「憲法24条を改変し家族条項を追加すること」「憲法9条2項を改廃すること」という、最近にわかに活性化した改憲論議は、その内容と優先順位ともに、日本会議周辺、とりわけ「日本政策研究センター」の年来の主張と全く同じである…。(p.234)

「日本青年協議会」の会長であり日本会議事務総長である椛島有三も、“安倍総理の筆頭ブレーン”と呼ばれる「日本政策研究センター」を率いる伊藤哲夫も、「生長の家学生運動」の出身である…。(p.234)

現在の「生長の家」は、3代目総裁・谷口雅宣のもと過去の「愛国宗教路線」を放棄し「エコロジー左翼」のような方向転換をしており、目下、この路線変更に異を唱える人々が「生長の家原理主義」ともいうべき分派活動を行っている…。(p.235)

「谷口雅春先生を学ぶ会」…が「生長の家原理主義」の中心団体であり「学ぶ会」には、稲田朋美や衛藤晟一などの首相周辺の政治家をはじめ、百地章、高橋史朗など「保守論壇人」「保守派言論人」が参加している…。(p.235)

3 件のコメント:

  1. 學部生時代に『早稻田文化新聞』に寄稿したところ、後に生長の家の修練會に誘はれた事がある(但し、斷つた)。ついでに瑣末な情報だが、『…大學新聞』は革マル系、『…學生新聞』原理(統一教會)系であつた。

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    1. おお、それは危機一髪(?)でした。学生新聞はいろいろあるんですね。

      私は大学に入ってすぐの頃、クラスメートから創価学会系のサークルに誘われたことがあります。断ったらそれ以上何も言われませんでしたが、彼がいい奴だったからでしょう。

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  2. 『…學生新聞』についての補足。

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