2020-02-14

社会の2集団(バスティア)/ 国境紛争の解決法

19世紀の仏エコノミスト、バスティアは戦争の本質と戦争で潤う者についてこう考えた。社会は二つの集団に分かれる。他人の生産活動に依存して生きる者と、生産活動に従事する者だ。言い換えれば、働き、平和に取引し、税金を払う者と、その税に依存し、しばしば軍で働く者だ。
Frédéric Bastiat, while pondering the nature of war, concluded that society had always been divided into two classes - those who engaged in productive work and those who lived off their backs (1850) - Online Library of Liberty

経済学者で自由主義者のルートヴィヒ・フォン・ミーゼスによれば、国は州や郡に対して「お前はこっちに属する。こっちに来い」と言う権利はない。州や郡は住民によって構成される。意見を尊重されなければならないのは、この住民だ。国境紛争の解決は、住民投票によるべきだ。
Mises on Secession | Mises Institute

スペンサーの国家社会学の核心は、「軍事型社会」と「産業型社会」の区別である。軍事型社会は暴力に基づき、産業型社会は平和な経済活動に基づく。この区別はセイ、バスティアら古典的自由主義者に共通するほか、ミーゼスらのオーストリア学派経済学でも重要な役割を果たす。
Herbert Spencer makes a distinction between the “militant type of society” based upon violence and the “industrial type of society” based upon peaceful economic activity (1882) - Online Library of Liberty

米国の司法制度はテロに関する限り、中国と変わらない。グアンタナモ湾収容所には裁判なしに10年以上も監禁されている人々がいる。被告人は有罪とみなされ、拷問を受ける。手続きの多くは秘密だ。裁判がある場合、判決を下すのは米軍の人間で、結果はあらかじめ決まっている。
Copying the Communists – The Future of Freedom Foundation

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