2020-01-01

良い社会主義、悪い資本主義

能力に応じて働き、必要に応じて受け取るというマルクスの目標に人々が自発的に同意するなら、それは良い社会主義だ。修道院、キブツ、コミューンがそうだし、子供を養う普通の家庭もそうだ。一方、国内製造業者を関税で保護するような、官民癒着の縁故主義は悪い資本主義だ。
Bad Capitalism and Good Socialism | Mises Institute

米国の戦争は戦術がまずかったという「批判」は、アフガン戦争のように非道で違法な侵攻も、目標さえ達すれば正当化されることを意味する。「次はうまくやれ」ということだ。うまくやるという基準はあいまいだから、戦術「批判」は帝国主義による軍事介入を永遠に可能にする。
WaPo’s Afghan Papers Propagate Colonial Narrative of Noble Intentions Gone Awry | FAIR

アメリカ建国の父たちは政府幹部が民主的手続きで選ばれるよう望んだものの、市民から直接影響を受けないようにも望んだ。そのほうが政府は憲法の命じる制限を守りやすいからだ。合衆国憲法は制限された政府によって自由を守ろうとした。民主主義を育てようとしたのではない。
Why America's Founders Didn't Want a Democracy - Foundation for Economic Education

戦争はハリウッド映画のような善と悪の戦いではない。地政学的な戦略の争いという俗っぽいものだ。しかし人はすぐ、どちらかが善だと思い込む。だから米国がイランで体制転覆を企てるのは不道徳だと批判すると、それならイラン政府は正義の味方なのかと的外れな反論をされる。
The Ron Paul Institute for Peace and Prosperity : 'Opposing Interventionism In Nation X Means You Love Nation X’s Government!'

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