ささいなことを国家存亡の脅威のように騒ぐ米政府やマスコミ。冷戦から続く好戦的な外交政策の結果、政府と民間にその恩恵を受ける勢力が生まれ、利権を維持しようと脅威を煽る。軍産複合体は米国が危険にさらされていると国民に信じさせたい。膨張した国防官僚組織も同様だ。
High Anxiety: How Washington’s Exaggerated Sense of Danger Harms Us All | Cato Institute
2003年に米国がイラクに侵攻しフセイン政権を転覆して以来、それまで平和に暮らしていた同国のキリスト教徒は、テロや国外脱出で150万人から25万人へと激減した。戦争を始めたブッシュ米大統領は熱心なキリスト教徒を自認していたが、イラクのキリスト教徒を迫害にさらした。
Among the casualties of US wars in the Middle East: Christianity - The Boston Globe
米大使館へのデモを受け、米軍がイラクへ増援部隊を派遣へ。そうではなく、イラクの巨大な大使館をリストラしてはどうか。同大使館は世界最大で、メキシコやカナダにある大使館より大きい。両国は米国と長い国境で接し、イラクよりはるかに多い貿易と旅行の相手国であるのに。
The Ron Paul Institute for Peace and Prosperity : Shutter the US Embassy in Iraq
米政府の軍幹部や官僚はアフガン戦争について国民に嘘をついた。だがその嘘を広めたのは、アフガン文書を報じたワシントン・ポスト自身を含め、政府の主張を無批判に伝えるマスコミだ。同紙やNYタイムズはそれだけでなく、戦争に反対し真実を語る少数の人々を盛んに検閲した。
The U.S. Government Lied About the Afghanistan War. They Couldn’t Have Done It Without Lapdogs Like the Washington Post | Common Dreams Views
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