2018-12-03

民主主義と自由は別物

「政府は我々」の嘘
民主主義では政府は国民自身だといわれる。一部の者を潤す支出のせいで政府が多額の負債を負っても「国民が自分自身に借金しているだけ」。政府が国民を徴兵しても、自分の意思によるとみなされる。極論すれば、ナチスドイツによるユダヤ人市民の殺害は自殺ということになる。
What the State Is Not | Mises Wire

選挙の悪用
選挙の本当の利点は、権力者をその地位から引きずり下ろすことにある。有権者はしばしばそれを実行する。対照的に、支配階級は選挙を利用して政府の規模を拡大し、税で集めた富をばらまき、仲間にほうびを与え、身内の天下り先を用意する。多数の委員会では官僚が高給を食む。
Exploiting Elections to Expand Government Power

毎日できる投票
投票すると、民主主義に積極的に参加したと感じるかもしれない。しかし選挙は社会を変える最善の方法ではない。個人として一番有効な行動の機会は、何年かに一度の選挙ではなく、財布を開いて買い物をするたびに訪れる。選挙と違い、消費者の主権は一年中いつでも行使できる。
Consumers Should Be Voting Every Day—with Their Wallets - Foundation for Economic Education

民主主義と自由は別物
民主主義が重要なのは、自由を守るのに役立つ場合のみである。あいにく民主主義は自由に役立つとは限らない。多くの人は民主主義と自由は同じものだと考えるが、民主主義は自由を破壊する政策と完全に両立しうる。選挙が終わって政府ができたら、自由の重要性を再認識しよう。
Economist Explains the Greatest Threat to Liberty in the Modern World - Foundation for Economic Education

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