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2026-03-22

孤立無援の米、同盟国が傍観

These Seven Allies Concocted A 'Hormuz Coalition' Statement To Placate Trump, Which Failed - The Ron Paul Institute for Peace & Prosperity [LINK]

【海外記事紹介】この記事は、ホルムズ海峡の封鎖解除を巡り、アメリカの同盟諸国がトランプ大統領を懐柔するために出した共同声明の実態を報じています。トランプ氏は、ホルムズ海峡を制圧するための軍事作戦への不参加を表明しているNATO諸国に対し、強い不満を露わにしています。同氏は、アメリカがいなければNATOは「紙の虎」に過ぎないと非難し、海峡開放のための「単純な軍事作戦」に協力しない同盟国の姿勢を批判しました。

こうした圧力を背景に、日本を含む、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、オランダ、カナダの7カ国が、海峡の安全確保に向けた努力に貢献する準備があるとする共同声明に署名しました。しかし、この声明には軍艦の派遣や軍事的な後方支援に関する具体的な約束は一切含まれておらず、あくまでトランプ大統領の怒りを静めるためのポーズ、すなわち広報上の演出に過ぎないと分析されています。実際、イタリアのメローニ首相は、イランによる封鎖を武力で突破する軍事任務を検討している欧州諸国は存在しないと明言しており、外交と緊張緩和を優先する立場を強調しています。

共同声明そのものはイランによる商船への攻撃やエネルギー基盤への脅威を非難し、即時の挑発停止を求める内容となっています。ドイツのメルツ首相のように、そもそもイランとの開戦自体に反対の意を表明している指導者も含まれていますが、声明全体としてはトランプ氏の行動を支持する形をとっています。これは、海峡の安全確保に協力しなければNATOの将来を損なうことになると警告するトランプ氏に対し、同盟国側が歩み寄りを見せた「ジェスチャー」としての側面が強いと見られています。

現在、ワシントンはイギリスなどに対して具体的な軍事支援を求めて強い圧力をかけていますが、目立った成果は得られておらず、アメリカは「孤立無援」に近い状態で軍事行動を進める形となっています。その一方で、アメリカとイスラエルはペルシャ湾、特にカーグ島周辺での戦いに深く引き込まれており、数千人の米海兵隊が現地へ向かっています。トランプ氏は作戦のリスクは極めて小さいと主張していますが、多くの同盟国が傍観を決め込んでいるのは、中東の泥沼に再び足を踏み入れることを恐れているからだといえます。

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