米政府と従順なメディアが、ウクライナを先制攻撃したロシアを感情的に非難したその日、米政府は先に攻撃していないソマリアを空爆した。米政府が全面支援したサウジによるイエメンでの大虐殺は言わずもがなだ。イラク、シリア、リビア、アフガンの人々もあきれるだろう。(ダニエル・マカダムズ)
欧米の政府やメディアは二重基準をむき出しにして、ロシアによる「主権国家への不当な侵害」を糾弾している。一方、米国と親密で、アラブ系住民を粛清しようとするイスラエルは過去十年に何百回も同様の空爆を行い、今月はシリアを四回空爆したが、専門家は何も言わない。(ウィル・ポーター)
アゾフ連隊は、米国が多くの武器提供で支援してきたウクライナ国家親衛隊の重要部隊だ。数年前からウクライナで戦っているネオナチ民兵でもある。フェイスブックの「危険な個人と組織」リストに掲載されていたが、今後はユーザーがこの部隊を気軽に賞賛できるようになる。(カイル・アンザロン、ウィル・ポーター)
人権活動家40人以上のグループが、ウクライナに対するイスラエルの武器輸出停止を求め、イスラエル最高裁判所に請願書を提出した。ネオナチ思想を公然と信奉する勢力に武器が役立っていると主張。ウクライナ軍の一員である右翼のアゾフ民兵が武器を使用している証拠を挙げた。(ジョン・ブラウン)