「権力」とは悪事を働く許可のことである。もし一般人がやれば不道徳で不正(immoral and unjustified)とみなされることが、何でもできる。
「民主主義」とは多数から承認された(majority-approved)不道徳な暴力にすぎない。社会問題を解決することはできないし、自由や正義の手段にもなれない。
暴力が「合法」になり、「権力」によって行使されると、不道徳な暴力は正しい「法の執行」("law enforcement")に一変する。
「政府」への信仰を支えるのは、「公共善」("common good")のためなら無実の者に「合法的」暴力を先に振るっても構わないという考えである。この前提がいったん受け入れられると、「政府」の行為を制限する客観的な道徳基準はなくなる。
「政府」は「必要悪」("necessary evil")だという考えによれば、「政府」があるおかげで人間の暴力的で攻撃的な性質が抑制される。現実は正反対である。「権力」信仰は攻撃を正当化し、「合法」にする。
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