2016年7月11日月曜日

〔翻訳〕民主主義という宗教



*カーステン&ベックマン『民主主義を超えて』(Beyond Democracy)より抜粋。

民主主義は宗教になった。現代の世俗的宗教(secular religion)に。

自由と民主主義は違う。人それぞれが衣服(clothes)にいくら使うべきか、民主主義によって決めたりはしない。

ロビー団体は補助金(grants)、特権、仕事を求めて果てしなく闘う。誰もが「公金」をむさぼろうとする。

毎日焼くパンの種類や枚数を民主的に決めることにしたら、どうなるか。ロビー活動、宣伝活動、論争(wrangling)、会議、抗議が果てしなく続くことだろう。

民主主義国における国民の団結(solidarity)なるものは、究極的には強制力に基づく。しかし強制された団結とは矛盾である。団結とは本来、自発的な行為を意味するからである。

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