日中首脳、関係改善で一致5カ月ぶり、幅広く意見交換
村山談話、小泉談話を「全体として」引き継ぐと安倍さん。つまり「おわび」はもうやめて「未来志向」で行くという考え。裏返せば、この問題の核心が戦後の国際貢献や未来の話ではなく、あくまで過去への反省にあることがよくわかります。
首相 習主席との対話重ね関係改善進める考え
日中関係は民間レベルでは市場経済を通じて日々緊密になっています。政治にできることは、それを邪魔しないこと。友好ムードがたとえ表面だけであっても、露骨な対立よりははるかにましです。
中国経済成長論異聞:「平均への回帰」論について
中国・インドの成長率が低下すれば、あるべき世界平均(2%)を押し下げますから、他のどこかの国の成長率が上昇して平均を押し上げなければつじつまが合いません。つまり悲観は無用、企業家・投資家は新しいフロンティアを探せばよいということです。
世界的な金融緩和競争はFRBを巻き込むのか?
FRBがドル高懸念から利上げをいったん棚上げした可能性。米国株高、円高ドル安が始まると予測。すなわち自国通貨毀損と近隣窮乏化の第二幕。
黒田総裁「通貨及び金融の調節に関する報告書」(参議院財政金融委員会)
所得から支出への「前向きな循環メカニズム」はしっかり作用し続けていると黒田さん。しかしそれは量的な話にすぎず、質的な話ではありません。金融政策だけは「量」とともに「質」を強調するのに、経済全体の質について言及がないのは解せないことです。
マクドナルドの「時給1500円」で日本は滅ぶ。
人件費が高くて起こること、それは人を機械で置き換える動きです。事実、マクドナルドでは注文用タッチパネルの導入を進めています。最低賃金は労働者のクビを絞めるだけ。労組は組合員に経済学のイロハを教えなければなりません。
黒田総裁「インフレ予想に対する我々の理解はどこまで進んだか?」(Economic Club of Minnesota)
ここで黒田総裁が話していることを一言でいえば、「国家は経済をうまく操作できる」。多くの経済学者やその卵がこの言葉を信じ、政府部門で働くことを望むわけです。しかし総裁の考えはは誤りです。20世紀にハードな社会主義の不可能性が証明されたように、21世紀にはソフトな社会主義の不可能性が証明されるでしょう。
黒田異次元緩和の出口は「悪夢」、泥沼の累積債務で-内海元財務官
財務省の大物OBが後輩の黒田総裁を気遣いながらも、現役がいいにくいことをズバリ。プライマリーバランスの黒字だけでは持続性ある未来は描けず、財政赤字そのものをなくすべきだと指摘。もちろんそうするべきです。ただし増税によってではなく、歳出を削ることによって。
‘オーウェルを読んだ人なら誰でも、すっかりお馴染み’のアメリカ策略 - チョムスキー、RTに語る
米国指導部にとって「アメリカ体制プロパガンダを復唱しない、いかなる報道機関も許し難いのです」とチョムスキー。ウクライナ紛争やイランとの緊張関係など、国際問題に関して米政府に責任があるということは、米国の主要メディアでは許されない考えだと指摘します。ますます意気軒昂な86歳。
Fed Fails to Comply With Lawmakers’ Request For Names in Probe
米連邦準備理事会(FRB)は、連邦公開市場委員会(FOMC)での2012年9月の極秘の討議内容が漏洩した疑惑に関し、調査会社メドレー・グローバル・アドバイザーズに情報を提供した人物を特定するよう米議会から求められていましたが、期限内に回答しなかったとのことです。
米下院金融サービス委員会のジェブ・ヘンサーリング委員長(共和党、テキサス州)は先週、イエレンFRB議長に書簡を送付し、4月22日午後5時(東部夏時間)までに回答するよう求めていました。
金融ブログのゼロヘッジは、「法を超越する連銀」と皮肉っています。
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