注目の投稿

「反インフレ経済勉強会」開講のお知らせ

インフレは税の一種です。しかも普通の税よりも悪質な税です。ところが、この事実はよく理解されていません。それどころか、多少のインフレはむしろ良いことだという嘘が、現在主流の国家主義的な、誤った経済学(ケインズ経済学)や、そこから派生した極端な説 (MMT=現代貨幣理論など) によっ...

2025-06-20

欧州の分権と繁栄

ラルフ・ライコ(歴史家)

ローマ皇帝、ファラオ、中国の皇帝、女神の直系子孫とされる日本の天皇など他の文明では支配者自身が神であったのに対し、中世欧州では国家と教会が大きく分かれていた。中世の国家に対するこの制限は、今日ではほば無視され、中世は暗黒時代だったとの神話がはびこっている。
The Medieval Origins of the European Miracle | Mises Institute [LINK]
中世欧州では徹底した分権化が起こった。ローマ崩壊後、大陸に覇を唱える帝国は生まれず、その代わり王国、公国、都市国家、教会領、その他の政体のモザイクに発展した。この体制下で、欧州以外では慣例とされる方法で財産権を侵害しようとするのは、よほど軽はずみな君主だ。
What Made Europe Different | Mises Institute [LINK]

スペイン領オランダは生産性の高い地域だった。同意なく新たな税金が導入され、プロテスタントを撲滅するために異端審問が行われた。これが反乱につながった。オランダ人はスペイン帝国を乗っ取りたかったわけではない。ただ離脱を望んだのだ。長い闘争の末、それを実現した。
The Dutch Model of Secession, Commercial Freedom, and Religious Tolerance | Mises Institute [LINK]

ソ連とナチスの大量殺人はどちらも、広い文脈の中に置かねばならない。決定的な歴史的事実は、第一次世界大戦の大量殺戮だろう。何百万人もの兵士だけでなく、ドイツの潜水艦によって公海上で何千人もの民間人が、英国の海上封鎖によって中欧で何十万人もの民間人が殺された。
The Taboo Against Truth: Holocausts and Historians | Mises Institute [LINK]

ルーズベルト大統領は、金本位制がその政策の障害だと理解していた。1933年4月5日、金貨、地金、金証書の所有を違法とし、刑事罰の対象とした。ドル札や米国債は、その表面に金で償還されることが明記されていた。この厳粛な約束はルーズベルトにとっては何の意味もなかった。
FDR: The Man, the Leader, the Legacy | Mises Institute [LINK]

0 件のコメント: