2024-09-12

ヘイトスピーチを犯罪化するな

個人の自由の価値を支持する社会では、刑法の唯一の目的は、他人やその財産に対する侵害行為を行う者を抑制し、罰することであるべきだ。刑法は、人々が他人を「憎む」ことを防止したり、「愛し合う」ことを強制したりするために使われるべきではない。
The Folly of Criminalizing "Hate" | Mises Institute [LINK]
言論の自由を絶対とする立場からは、「保護される」集団に対してであろうと、「保護されない」集団に対してであろうと、攻撃的な言論はすべて許される。ある集団はヘイトスピーチから保護され、他の集団は保護されないという考え方自体が憲法違反なのだ。
Free Speech and Legislative Bans on DEI | Mises Institute [LINK]

ヘイトスピーチに言論の自由はないという。ところで過去、共産主義政権のために世界中で1億人が死亡したとされる。共産主義者やそのシンパに、その危険な思想を広める自由を与えていいのだろうか。血に塗れたアカのたわ言を説く場を与えていいのだろうか。
Is Communist Speech Free Speech? | Mises Institute [LINK]

歴史上、「権利」とは、物理的暴力や強制からの自由に限定されてきた。これには暴行、誘拐、監禁などが含まれる。もしこの暴力の定義が、傷つけられた感情やストレスといった概念にまで拡大されるとしたら、実に革命的なことである。そして人間の自由にとって悲惨なことだ。
Redefining Violence: The Problem With PC Speech Codes | Mises Institute [LINK]

政府の役人がそう呼んだからといって、言論が「脅威」になることはない。政府関係者はしばしば、怒った有権者から「落選させるぞ」と脅されて、嫌がらせや脅迫を受けていると感じるが、だからといって、そのような言論が、保護されない脅迫になるわけではない。
Speech Isn't a "Threat" Just Because a Government Official Says So | Mises Institute [LINK]

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