2024-09-16

9/11テロは政府の失敗

米国の情報機関は重要な局面でその使命に何度も失敗してきた。9/11のテロ攻撃は、米国側の軍事・諜報面の大失敗によって可能になった。米政府は中東の内政に際限なく干渉することによってテロの動機を与えただけでなく、その反撃が来たときに自国民を守ることもできなかった。
9/11 Was a Day of Unforgivable Government Failure | Mises Institute [LINK]
冷戦終結をきっかけに、米帝国の解体を望むパット・ブキャナンら保守派とロスバード派リバタリアンは外交政策で一致しかけた。しかし9/11とブッシュの対テロ戦争で状況は一変した。米国の右派は共和党大統領による新たな安全保障国家の建設を声高に主張するようになった。
Lew Rockwell's Prophetic Warning About 9/11 | Mises Institute [LINK]

近年、9/11の記念行事で、米国民は「自由はタダではない」とか「軍隊を支援せよ」といった、米政府に承認された感情だけを記憶するよう言われる。米政府があの日、清掃員や受付係や消防士の死を利用して、プライバシー、私有財産、権利に対する攻撃を正当化したことではなく。
America Since 9/11: 22 Years of Lies and Despotism | Mises Institute [LINK]

9/11への対応によって米政府は以前よりはるかに大きく、費用がかかり、法律や憲法による歯止めがなくなった。これは国が自らを常に非常事態にあると信じている場合に起こることだ。政府高官は何の議論もなく、正当な手続きもなしに政令を発布する。これはコロナで加速した。
From 9/11 to Covid-19: Nineteen Years of Permanent "Emergency" | Mises Institute [LINK]

米軍はイラクとアフガンで敗れ、1945年以来主要な戦争に勝利していない。賢い新兵候補者なら、米国のイラク侵攻がロシアのウクライナ侵攻以上に道徳上正当化されるものではないことに気づくだろう。軍が米兵をロシアの大砲の餌食にしたがっていることにも気づくかもしれない。
Three Reasons Why Military Recruitment Is in Crisis | Mises Institute [LINK]

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