2021-02-24

自粛強制のディストピア



自粛強制のディストピア
「いつまで緊急宣言が続くか分からない。ずっと自粛を強いられるのは心理的に無理」と都内の主婦。まったくだ。ところで、「自粛の強制」という言葉、よく考えると矛盾している。まるでオーウェルの小説に出てくる「自由は隷従である」みたいな。ディストピアはもう来ている。

コロナと政治の犯罪
50万人を超えた死者のうち、記事では触れていないけれど、クオモNY州知事が隠蔽していた介護施設での死者が1万5000人にも上るというから、あらためて背筋が寒くなる。英雄気取りの政治家が膨大な数の人々を死に追いやった点では、まさに南北戦争や両大戦に匹敵する犯罪行為。

成果に伴う犠牲
コロナ対策をしっかりやったら、肺炎やインフルの死亡者が減ってよかった! 成果には犠牲が伴う。政府対策メンバーの医師いわく、「自殺者の増加など社会全体への影響も考慮しつつ、引き続き警戒していく必要がある」。昨年自殺者を750人増やしたけれど、これは許容の範囲内?

医療崩壊の真因
やっと出てきたこの指摘。感染者数が他国に比べてケタ違いに少ないのに、どうして医療崩壊が叫ばれるのか。何のことはない、硬直的な医療制度のせいで柔軟に病床を確保できないから。コロナ危機は最初から、病気そのものが問題じゃなかった。福祉国家という官僚組織の問題だ。

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