2019-02-06

冷戦の遺物

事実か事実でないか
独立系慈善団体フル・ファクトが投稿を審査し、事実である/事実ではない/虚実混在してゐる、のいずれかに分類するとか。もし17世紀にフェイスブックがあって、ガリレオが「地球は回ってゐる」と書き込んだら、事実でないと判定されてしまふでせう。判定が言論封殺につながらないやう願ひます。
フェイスブック、英国で投稿のファクトチェックを開始

冷戦の遺物

実現すればすばらしいニュース。冷戦が終はって、とうの昔にいらなくなったNATOを、ロシアの脅威とやらを言ひ立ててなんとか存続させようとしてきた軍産複合体がおとなしく受け入れるかどうか。経済政策は良いところのあまりないトランプさんですが、軍縮はがんばってほしいもの。
トランプ米大統領がNATO離脱意向=周囲に複数回漏らす

うらやましい管理社会?
顔・声・指紋の認識テクノロジーを活用し、反社会的・反共産党的な行動に懲罰を与へる、中国の「社会信用システム」。この話題に対する日本の政治家の反応はたいてい、「いやあ、中国ってホントに怖い国ですね」といふもの。彼らが心中ひそかに、中国をうらやましく思ってゐないことを願います。
世界をむしばむデジタル監視国家に「対抗軸」はあるか

杞憂の前例
実現したら経済危機をもたらすと騒がれる、英国の合意なきEU離脱。けれども1992年、英国がポンド危機に襲はれ欧州為替相場メカニズム(ERM)を離脱した後、英経済はむしろ回復しました。政治の世界で偶然起こったことは、計画されたことよりしばしば良い結果をもたらすものです。
英 EUと「合意なき離脱」に現実味 協定案の大差否決で

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