2019-02-04

お気に入りの理由

お気に入りの理由
「悲惨な警告を語る自分が、なぜシリコンバレーのCEOたちに気に入られているのだろうか」といぶかしんでみせるハラリ氏。もちろん、処方箋として「大がかりな政策介入」を説いてくれるからです。潤沢な資金でロビー活動ができる大企業にとって、市場競争より規制経済のはうが楽。
哲人・ハラリが見通す「ディストピア的未来」

矛盾した発言
トランプ米大統領による対中貿易戦争の結果、「誰もがより貧しくなる」とスティグリッツ教授。ところがその一方で、グローバル化は「トリクルダウン理論」同様、社会を豊かにしないといふ趣旨の発言。自由貿易とグローバル化は同じものとしか思へない凡人には、理解不能なご高説です。
スティグリッツ教授が警告、トランプ大統領のひどい経済政策と扇動政治の末路

奇妙な考へ
日本では長期間、デフレが続いたにもかかはらず、誰も賃金や物価を上げたがらない。「これはとても奇妙です」とクルーグマン教授。全然奇妙ではありません。名目賃金が上がらなくても、物価が下がれば実質賃金は上がるからです。それが産業革命以降、人類を豊かにした普通の道です。
消費増税は景気回復を妨げる ポール・クルーグマン氏が語る日本経済の未来

お金は配れても
毎月1000ドルのベーシックインカムでアメリカ国民の栄養状態、健康状態、精神的健康、ストレスのレベルが改善されるとヤン氏。でもお金は配れても、心身を改善する食品や薬、サービスは天から降ってきません。財源が大企業への増税なら、そのコストは結局消費者がかぶることになります。
ベーシックインカムを約束する、米大統領候補の「正体」

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