2019-02-11

変身への助走

規制する前に
オンライン小売業者は、購入に関する情報をデータブローカーに譲渡したことを利用者に伝へない、だから規制強化をとクック氏。たしかに小売業者はデータ譲渡の事実を積極的には伝へないかもしれませんが、利用客は取引時に承諾ボタンを押してゐます。利用者にコストを負はせる規制強化ではなく、消費者教育で解決すべき話です。
アップルのクックCEO、プライバシー関連規制の必要性などあらためて主張

資本家とは庶民
株価指数に連動した低コスト投資信託の生みの親、ボーグル氏。最近、先進国で社会主義がブームになり、資本家を攻撃する社長が目立ちますが、じつは株式投信を通じ、多数の庶民がすでに株主、つまり資本家になってゐます。資本家、株主、株式会社を虐げる政策は、庶民を虐げるのと同じです。
インデックス・ファンドの父、ボーグル氏死去 米投信業界の革命児

数の論理
富裕層を狙ひ撃ちにした増税がなぜ選挙対策になるのか。富裕層は少数で、それ以外の有権者は多数だからです。民主主義は数の論理という本質があらはに。もしさうでなければ、多数決で財産を奪はれない歯止めが憲法によってかけられなければなりませんが、その歯止めも「公共の福祉」といふあいまいな言葉で有名無実にされます。
所得税率を最高70%へ引き上げ?米国で荒唐無稽な提案が賞賛される理由

変身への助走
改善する北朝鮮の弁当事業。理由は市場経済化の進展。商売・生産をあまり統制しない金正恩政権の方針により、人々の収入は比較的安定。驚くことに、携帯電話が1台もない家はないとのこと。いつの日か社会主義と完全に決別し、ポル・ポト悪夢から高成長国に生まれ変はったカンボジアに追ひつき、追ひ抜いてほしい。
北朝鮮の「お弁当」に見る食糧事情の改善と市場経済化の力

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