2015年6月18日木曜日

商売なければ慈善なし

商売はよく冷酷非情に描かれる。これに対し、慈善は商売よりも倫理的に優れているとみられている。だがこの見方は正しいだろうか。

慈善が人を助けるのはたしかだが、商売は慈善よりもはるかに大きな貢献をしている、とライターのスティーブ・パターソンはいう

慈善がおこなうのは富の分配である。つまり誰かの余りで誰かの不足を埋め合わせる。一方、商売は人々が高く評価する物やサービスを売ることにより、富を生み出す。


まず商売で富を生み出さなければ、慈善で何も分配することはできない。人間は何もしなければ貧しいのがあたり前だということを、先進国ではすぐ忘れてしまう。

慈善でハンバーガーを配ると、ほめたたえられる。しかしそのハンバーガーは農家、肉屋、トラック運転手、コック、技術者、実業家がいなければ、作ることはできない。商売に携わる彼らは慈善家と同じく、賞賛されるべき人々なのだ。

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