賭博を合法化せよ
カジノに限らず、認可は利権の温床です。設置場所を3カ所に限つたりせず、自由に作れるようにするべきです。その前提として、賭博を原則禁じる刑法の見直しが必要です。賭博をするかしないかは個人の価値観の問題であり、政府が決めるべきことではありません。法律で禁じられてゐなくても、賭博が嫌いな人はやらなければいいだけです。賭博を合法化すれば、当然、反社会的組織が関与することもなくなります。
政府、IR法施行令を閣議決定 巨大ホテル、会議場を併設
巨額予算と子供の命
「子供の命を最優先に」と安倍首相。けれども子供の命を一番脅かしてゐるのは、両親の貧困。政府が多額の予算で市場経済に介入すれば、経済の自律的な発展を妨げ、長い目でさらなる貧困をもたらします。そのうへ、国の借金は将来、成長して大人になつた子供たちの背中にのしかかる。最優先なのは子供の命ではなく、政治の都合でしかありません。
19年度予算成立、初の100兆円超え 2兆円消費増税対策が目玉
無念なり、庶民の味
消える庶民の味。人件費や物流費、原材料費の高騰に抗せず。「コスト高についていけない商品は淘汰されるのが市場原理」と思ふ人がゐるかもしれません。けれどもそれは間違ひです。これらコストの増大は政府・日銀のリフレ政策によつて意図的にもたらされたもので、市場の自然な需給の変化を映したものとは言へないからです。無念なり、大盛りいか焼きそば。
「大盛りいか焼そば」販売終了 発売31年、SMAPのCMも話題に
ベンチャー集積の号令
ベンチャーの集積地はエコシステム(生態系)と呼ばれることからわかるやうに、下からの自然発生的なもの。経済学者ハイエクの言葉を借りれば自生的秩序です。それを政府が主導して上からこしらへようといふのは、大きな勘違ひです。政府にやれることがあるとしたら、生態系の自由な発展を可能にする規制緩和のみ。政府があれこれ口を出し、選挙の材料や天下りの対象に利用するやうでは、かえつてベンチャーの成長を阻害します。
政府、ベンチャー集中支援へ「拠点都市」を選定 巨大投資企業誘致も
0 件のコメント:
コメントを投稿