2020-06-06

常備軍の脅威

米建国の父マディソンによれば、常備軍が行政府の拡大と結びつくと、自由を脅かす。外敵の脅威に対する防衛手段はつねに、国内における圧政の道具だ。古代ローマでは反乱を抑えるため戦争を仕掛けるのがつねだったし、欧州では国防を口実に維持された軍隊が人々を隷属させた。
Trump and His Standing Army – The Future of Freedom Foundation

女優ジーン・セバーグは黒人解放を掲げた政治組織ブラックパンサーに傾倒し、FBIに目をつけられた。FBIは彼女が身ごもった子の父親はブラックパンサーだと噂を流し、そのためセバーグは早産する。子供は明らかに白人で、生後数日で死亡。セバーグは40歳で遺書を残し死去した。
Police Bigoted Brutality Isn’t New: The Jean Seberg Story – The Future of Freedom Foundation

米政府の薬物規制は黒人差別の道具だ。差別的な警官に対し、人種隔離時代のような黒人差別の口実を与える。薬物を合法化すれば、人種差別がなくなるわけではないが、差別的な警官から合法的な差別の機会を奪える。警官が民間に転職すれば、差別は不買運動などでできなくなる。
Bigoted Cops and the Drug War – The Future of Freedom Foundation

米国民は、中国が国家の新たな敵だとやみくもに信じ込み、トランプ大統領の貿易戦争で国内の経済の自由が破壊されたことに気づかない。政治支配者が国民に一方的に命令し、他国との貿易を禁じ、違反を罰する。それでどうして国民は自由と言えるだろう。まるで中国ではないか。
Trump Punishes China by Hurting Hong Kong – The Future of Freedom Foundation

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