富裕層がさらに富み、貧しい者がさらに困窮する「Kの字」現象を嘆くイエレン米財務長官。でも貧富拡大の一因は、彼女がFRB議長時代に行った金融緩和による株高。今度は「今こそ大胆に動くべきときだ」と財政大盤振る舞い。「大胆」とは、自分のカネを使う時の言葉です、長官。
二つのグローバリズム
経済のグローバリズムは良いグローバリズム。政治のグローバリズムは悪いグローバリズム。これを覚えておこう。米中政府が大喧嘩しようと、両国間の貿易総額は過去最高に迫り、人々を互いにハッピーにする。EUは医療崩壊を招いた伊政府を税金で助け、欧州の人々を反目させる。
明日なき財政
「きのうではなく、きょうとあすの課題に取り組む」と演説上手なバイデン米大統領。財政規律を取り戻すため、富裕層の課税強化を模索するとか。戦時並みに悪化した財政はもはや、そんな方法で何とかなる次元じゃない。国家破産の検討に今すぐ着手を。日本もすぐに追いかける。
さらば学校教育
私的な学習活動「ポッド」がコロナ下の米国で台頭。信頼の置ける隣人や友達同士で教師を雇い、超少人数の授業。朝から画面を6時間も見続ける学校のオンライン授業はもううんざり。わかったのは、既存の公教育のサービスとしてのダメさ加減。優秀な先生、こっちに来ませんか。
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