この記事「Marco-Terrorism: The US Enters A New Age Of Neoconservatism(マルコ・テロリズム:米国、ネオコン保守主義の新たな時代へ突入)」の要約を、以下の主要なポイントに分けてまとめました。
1. トランプ外交の劇的な転換
トランプ大統領は、かつてブッシュ政権時代の「ネオコン(新保守主義)」的な介入主義や国家建設(ネイション・ビルディング)を否定することで、保守層の支持を集めました。しかし、2025年に再登板して以降、ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領を拘束した「アブソリュート・リゾルブ作戦(Operation Absolute Resolve)」を実行したことで、かつて自身が批判していたネオコン勢力と完全に同化したと分析されています。
2. マルコ・ルビオの主導と「マルコ・テロリズム」
この記事の核心は、国務長官に就任したマルコ・ルビオの影響力です。
イデオロギーの回帰: ルビオは一貫して介入主義を掲げるネオコンの代表格であり、彼の起用はトランプが「アメリカ・ファースト(自国第一主義)」を捨て、再び他国の政権転覆を狙う道を選んだ象徴とされています。
マルコ・テロリズム: 筆者は、マドゥロ追放の真の動機が「麻薬テロリズム」の撲滅ではなく、米国の国益(特に石油資源の確保)のための武力行使であることを指摘し、これをルビオの名を冠した新時代の介入主義として批判的に表現しています。
3. ベネズエラ介入の真の目的と「嘘」
記事は、今回のベネズエラ作戦をイラク戦争になぞらえています。
捏造された大義: ブッシュ政権が「大量破壊兵器」を口実にしたように、トランプ政権は「麻薬テロ」を口実にしましたが、起訴状にはフェンタニルに関する言及がなく、根拠が希薄であると主張されています。
資源の掌握: トランプ自身が「石油へのアクセスが必要だ」と発言した通り、世界最大の埋蔵量を誇るベネズエラの石油利権を米国の管理下に置くことが真の狙いであるとされています。
4. 中南米から中東へ広がる野心
ルビオの戦略はベネズエラに留まらず、より広範な地域支配を目指しています。
次の標的はキューバ: トランプとルビオはすでにキューバを「失敗国家」と呼び、次の政権交代の対象として示唆しています。
対イラン・イスラエルとの連動: マドゥロ政権を「イランの代理人(ヘズボラとの関わり)」と位置づけることで、中東での介入正当化やイスラエルの利益とも結びつけています。
結論
この記事は、トランプ第2次政権がルビオの手によって「保守本流(ネオコン)」に完全に乗っ取られたと結論づけています。かつての「反介入主義」という公約は裏切られ、米国は再び資源と覇権を求めた終わりのない「政権転覆の戦争」の時代に突入したと警鐘を鳴らしています。
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