2020-03-03

ウイルスより怖いもの

コロナウイルスに対する政治的なスタンドプレーと「緊急対策」は、ウイルスそのものよりも多くの人々の命を奪うだろう。あらゆる「緊急対策」は経済活動の停滞というコストを押しつける。移動とビジネスの規制は物価高と失業をもたらし、感染時に医者にかかるのを困難にする。
The Politics of Panic are Far Deadlier Than the Coronavirus | The William Lloyd Garrison Center for Libertarian Advocacy Journalism

無政府社会では、危険なウイルスの感染者は、不動産の所有者が立ち入りを拒否する。もしある教会がこの感染者を受け入れたいなら、それは自由だ。無政府社会における隔離とは、不動産所有者の大半から進入を拒まれ、治療施設以外に行き場がなくなることを意味するにすぎない。
How the Free Market Would Handle Quarantines | Mises Institute

中国などの「国家資本主義」の台頭を恐れ、自由競争の国でも政府による統制経済を取り入れようという意見がある。コロナウイルス感染症に対する中国政府のお粗末な対応を見れば、そうした心配が無用とわかるだろう。社会主義に対抗するために自分も社会主義になる必要はない。
Three Cheers for the Coronavirus??? - Econlib

映画『パラサイト』の最大の矛盾は、貧しい人々が、邪悪で高慢で愚かな金持ちに煮えたぎるような憎しみを抱いているという物語だ。もしそれが本当なら、なぜ大金持ちのひしめくソウルが多くの貧困層を引きつけるのか。金持ちの住む土地は、貧しい人々にチャンスを与えるのだ。
“Parasite” Is a Preposterous Film Rooted in Class-Struggle Nonsense – AIER

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