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「反インフレ経済勉強会」開講のお知らせ

インフレは税の一種です。しかも普通の税よりも悪質な税です。ところが、この事実はよく理解されていません。それどころか、多少のインフレはむしろ良いことだという嘘が、現在主流の国家主義的な、誤った経済学(ケインズ経済学)や、そこから派生した極端な説 (MMT=現代貨幣理論など) によっ...

2020-08-11

学校教育は壮大な無駄

偉大な教師は生徒をシェイクスピア愛好家、南北戦争ファン、前衛芸術家、熱心なバイオリン奏者に変えるかもしれないが、それはめったにない。教師が最善を尽くしても、大半の若者にとって高尚な文化は退屈だし、それは大人になってもまず変わらない。
Bryan Caplan, The Case against Education: Why the Education System Is a Waste of Time and Money

学校教育で労働者の生産性を高めることができないなら、なぜ経営者は高学歴者に高給を払うのだろう。シグナリング効果だ。かりに授業の中身がまったく役に立たなくても、学校の成績が生産性に関する何らかの情報を与えてくれさえすれば良いのだ。
Bryan Caplan, The Case against Education: Why the Education System Is a Waste of Time and Money

より高度な教育を受けた人は、より良い仕事を得る。しかし、国民全員がより高度な教育を受けたからといって、国民全員がより良い仕事に就けるわけではない。
Bryan Caplan, The Case against Education: Why the Education System Is a Waste of Time and Money

最善の教育政策とは、教育政策の全廃である。学校と国家を分離するのだ。
Bryan Caplan, The Case against Education: Why the Education System Is a Waste of Time and Money

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