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「反インフレ経済勉強会」開講のお知らせ

インフレは税の一種です。しかも普通の税よりも悪質な税です。ところが、この事実はよく理解されていません。それどころか、多少のインフレはむしろ良いことだという嘘が、現在主流の国家主義的な、誤った経済学(ケインズ経済学)や、そこから派生した極端な説 (MMT=現代貨幣理論など) によっ...

2020-02-09

ステークホルダー資本主義の問題

株主の利益だけでなく従業員や地域社会、環境にも配慮を求めるステークホルダー(利害関係者)資本主義の考え方は、問題をはらむ。経営者を評価する基準があいまいになることだ。経営者は本来の仕事であるはずの経営がお粗末でもクビにならず、慈悲深い人物として尊敬される。
Why Shareholders Are Better Than Corporate "Stakeholders" | Mises Institute

経済学者ミーゼスは著書『自由主義』で、国からの離脱権をあらゆる集団に認めよと論じた。地域の大小にかかわらず、自由な住民投票の結果、今属する国を離れ、独立や他の国への編入を望むなら、その意思は尊重・実現されなければならない。極端な話、それが1人であってもだ。
Mises, Rothbard, and Catalonia | Mises Wire

国家の犯罪性は目新しくもなければ驚くことでもない。人間の最初の寄生集団が集まり、国家をつくったとき以来、世界で国家が存在する限り、国家は犯罪集団であり、根本から反社会組織である。国家が何らかの社会目的に役立つため生まれたという考えは、歴史上の根拠が皆無だ。
The Criminality of the State | Mises Institute

米国が国際通貨体制の中心でなくなれば、米政府と国民は不利な状況に置かれる。ドル需要の減退は米国債への需要減につながる。すると金利に上昇圧力がかかり、政府の利払い負担が重くなる。中央銀行が金利を抑え込もうと国債を買い取れば、物価や資産のインフレが激しくなる。
The World Looks to Abandon the Dollar as US Sanctions Tighten Their Grip | Mises Wire

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