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2026-04-05

戦争のガザ化

The US and Israel Are Making Gaza-Style War the New Normal [LINK]

【海外記事より】アメリカとイスラエルが現在行っているイランやレバノンへの攻撃は、かつてのガザ地区で見られた凄惨な軍事行動を、現代の戦争における新たな標準、すなわち「常態化」させようとしていると報じられています。ガザで見られた子供や無実の市民の大量殺害、そして社会そのものを消し去るような破壊行為は、国際法や人道的な制約を一切排除した未来の戦争の「リハーサル」であったという見方が出ています。かつて第二次世界大戦中の都市爆撃は戦争犯罪であり、道徳的恐怖であると世界的に認識されてきましたが、現在のアメリカやイスラエルの強硬派は、そうした過去の凄惨な手法を正当化の根拠として公然と引き合いに出すようになっています。

イランに対する攻撃の激しさは、ガザ攻撃の初期段階を上回る規模に達しています。開戦から100時間の間に投下された弾薬や標的の数は、3年前のガザ攻撃の2倍に相当するというデータもあります。この戦争は子供たちが通う学校への爆撃で始まり、住宅街全体が巨大な爆弾によって瓦解し、多くの市民が瓦礫の下に埋もれています。イラン赤新月社の報告によれば、すでに9万戸以上の住宅に加え、300以上の医療施設、700以上の教育機関が破壊されました。さらに、飲料水を提供する脱塩プラントや歴史的な遺産、がん治療薬の製造施設、食料供給に不可欠なインフラまでが標的となっています。こうした無差別な破壊の背景には、標的選定における人工知能の利用や、精密誘導ではない巨大な爆弾の使用があると指摘されています。

レバノンにおいても同様の事態が進行しています。イスラエル軍は市民に対して強制的な退避を命じ、全人口の20%にあたる100万人以上が住む場所を追われました。空になった住宅地では略奪が行われ、緩衝地帯を作るという名目で建物が次々と破壊されています。また、医療従事者やジャーナリストが標的となり、白リン弾の使用も報告されています。ガザで毎日教室一つ分の子供たちが殺害されていたという悲劇的な統計は、現在のレバノンでもそのまま繰り返されています。アメリカの閣僚からは、イラン人全員の殺害を示唆するような過激な発言や、慈悲のない暴力を祈るような言葉が発せられており、かつてのアメリカ政府が維持していた倫理的な配慮はもはや失われているようです。

こうした「戦争のガザ化」は、国際社会が築いてきたルールを根本から破壊する危険な賭けであると記事は警告しています。自分たちが国際法を無視して例外的な行動をとり始めれば、敵対する側も同様の手段をとるようになり、結果として世界はより残酷な場所へと変貌してしまいます。食料供給やエネルギーインフラ、医療施設を破壊するという手法が一般的になれば、将来的にアメリカ国民自身も同様の危険に晒されることになります。自国の指導者たちが強行する戦争によって、一般市民やその家族の命が担保として差し出されている現状に対し、非常に強い懸念が示されています。

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