2018-10-01

中央銀行という道具

キャッシュレスの問題点
キャッシュレス社会は危険をもたらす。銀行口座のない人々は社会の隅に追いやられ、支えとなっていた現金取引のインフラを奪われる。監視社会と化す恐れもある。推進派は現金を犯罪や税逃れに結びつけ、負の側面を強調するが、デジタル決済の良くない面にはほとんど触れない。
The cashless society is a con – and big finance is behind it | Brett Scott | Opinion | The Guardian

お金という商品
お金に購買力があるのは、お金がもとは商品だったからだ。紙幣に購買力があるのも、もとは金(きん)という商品の裏付けがあったからだ。商品の裏付けを失った紙幣がお金として通用するのは、中央銀行がお金の発行を独占し、より価値のあるお金との競争にさらされないからだ。
Why Do People Assign Value to Paper Money? | Mises Wire

銀行は資本主義か
今の銀行は政府と強く結びつき、資本主義とは縁遠い。形こそ民営だが、官営カルテルの隠れ蓑だ。カルテルの柱は、発券銀行という特権を持つ中央銀行。銀行が強欲の権化とみなされるのは、中央銀行がマネーを供給する経路だから。金融緩和による景気拡大の恩恵を一番に受ける。
Economic Myths #5 – Banking is Capitalist | The Ludwig von Mises Centre

中央銀行という道具
昔も今も、中央銀行を設立する最大の理由は、政府の財源を手に入れることである。国王や民主政府の資金源を増やすため、インフレを誘発する巧妙な手口を駆使する。中央銀行という道具によって、支配層は国民から大々的に財産を巻き上げ、それをばらまいて人々の自立心を奪う。
Central Banks Enrich a Select Few at the Expense of Many | Mises Wire

0 件のコメント: