2020-12-18

民間オンライン教育の成長

コロナ下の米国では公立学校のリモート教育は不評だが、民間オンライン教育の多くは生徒数が増えている。マイテックハイは生徒数が昨年の2.5倍になり、8つの州で2万人近くが学ぶ。引っ越しの多い軍関係の家族に好評で、一貫性があり組み替えやすい教育課程が評価されている。

米国ではこの秋、少なくとも20の州で公立学校の生徒が減った。カリフォルニア州オレンジ郡では8000人、フロリダ州マイアミ・デイド郡では1万6000人が減少。コロナ期間中、家族はしだいに公立学校を避け、民間教育の選択肢を選びつつある。この傾向はコロナ後も続きそうだ。

米国ではコロナで公立学校が対面授業を停止する中、ホームスクーリング(在宅教育)が急増している。マサチューセッツ州では今年、7188人の生徒が公立校からホームスクーリングに移った。昨年はわずか802人だった。コロナ期間中、ホームスクーリングを選んだのは、低所得層の家庭が多い。

ケンブリッジ大学の最近の調査によると、英政府が強制したロックダウン(都市封鎖)は、子供のメンタルヘルスに重大な害を及ぼしている。7歳半から11歳半の子供168人を対象に調べたところ、子供のうつ症状は大幅に増えた。これは学校の一部・完全閉鎖などロックダウンと直接の関連がある。

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