2021-07-03

ワクチンと医療倫理


新型コロナワクチンは、人体実験における倫理原則を定めたニュルンベルク綱領の十カ条にすべて違反している。第一条「被験者の自発的な同意は絶対に不可欠」に反し、政府や国際機関は後遺症に関する情報を提供しないまま、アメとムチとで実験的なワクチンを打たせようとしている。

米オハイオ州議会で「ワクチン選択および反差別法案」が起草された。権利を変更・追加する法律ではない。新型コロナワクチンを打たないことを選んだ個人を、差別的扱いから守る狙いだ。個人のワクチン接種の有無は、いかなる差別的目的にも利用されるべきではないとしている。

AP通信は「新型コロナで死亡した米国人の大半はワクチンを打たなかった人」と報じ、ワクチンの有効性を強調した。だが社会経済的に低い階層の人々はもともと病気や死亡の確率が高い。一方、ワクチンを避ける傾向がある。死亡とワクチン忌避の相関関係は因果関係を意味しない。

ドイツでの調査によると、学校でマスクを着用する子供が吸い込む二酸化炭素の量は、政府の定めた許容水準の6倍に達する。平均濃度は1万4000ppm近くで、ある7歳の生徒は2万5000ppmにもなった。マスク着用後わずか3分でこれらの値に達し、平均でその90倍の長さにわたって続く。

新型コロナウイルスに関する研究の多くは抗体の生成に焦点を絞っているが、実はメモリーT細胞という免疫記憶細胞が果たす役割も大きい。重症急性呼吸器症候群(SARS)に罹患したことのある人の血液を調べたところ、当時できたメモリーT細胞が17年後も残っており、新型コロナウイルスの一部を認識した。

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