注目の投稿

「反インフレ経済勉強会」開講のお知らせ

インフレは税の一種です。しかも普通の税よりも悪質な税です。ところが、この事実はよく理解されていません。それどころか、多少のインフレはむしろ良いことだという嘘が、現在主流の国家主義的な、誤った経済学(ケインズ経済学)や、そこから派生した極端な説 (MMT=現代貨幣理論など) によっ...

2025-05-16

お金は政府の創造物?

ジョナサン・ニューマン(ミーゼス研究所フェロー)

MMT(現代貨幣理論)論者は、お金は政府の創造物だと考えている。MMT論者にとって、お金は政府のおもちゃだ。経済学者メンガーが唱えたような市場の産物ではなく、政府の所有物であり政府が責任をもつ。政府は民間の市場経済から資源を奪うために、お金を劣化させ、紙幣を増刷しても構わない。
MMT Is Wrong about the History of the Origins of Money | Mises Institute [LINK]
新たなお金の流入が物価の大きな変化を即座にもたらさないことは明らかだ。それでも直接の影響はある。偽金作りと同じく、直ちに他の買い手に競り勝つことができる。次に新札を受け取った者も同様だ。このように、お金が変化すると、最終的に統計に現れる作用が即座に始まる。
The Myth of Long and Variable Lags | Mises Institute [LINK]

人々が一斉に現金をため込むのは、今の価格で売られている商品よりも、お金を持ち続けることを好むからだ。これは企業家が、消費者がどんな商品を買いたいと思うかを勘違いしていたことを示す。物価や生産計画は変わる可能性があり、総支出に後押しが必要なことを意味しない。
Opposing the Keynesian Illusion: Spending Does Not Drive the Economy | Mises Institute [LINK]

お金が独特なのは、交換媒体として使われるからだ。他の財とは異なり、消費や生産で使い果たすために需要されるのではない。他の人々が求めるから需要が生まれる。だからといって、お金は実体経済の外で孤立した、単なるデータではない。使わずに保有することにも意味がある。
Elon Musk Is Wrong About Money | Mises Institute [LINK]

経済学は経済官僚に任せておくには重要すぎる。官僚は経済学をねじ曲げ、壊し、踏みにじり、介入政策を正当化する。ミーゼスによれば、経済学を学ぶことは、すべての分別ある人間にとって最優先の市民的義務だ。経済学を理解しなければ間違った考えが蔓延し、勝利してしまう。
What Economists Do and Why They Do It | Mises Institute [LINK]

2025-05-14

ミレイ氏のインフレ政策

オスカー・グラウ(音楽家)

通貨膨張(インフレーション)はすぐにではなくとも本来、物価上昇をもたらす。アルゼンチンのミレイ政権下で物価上昇率は下がったものの通貨膨張は止まらなかった。通貨膨張は富の生成過程を損なう。無と有の交換を引き起こし、価格と生産の構造を歪め、富を生む者から生まない者に富を移転する。
Quantity and Quality of the Argentine Peso, by Oscar Grau - The Unz Review [LINK]
戦争は、高価なスーツを着て権力と不正蓄財をむさぼる小集団によって起こされる。だから世界平和に関心をもつなら、政府がコストを他人に押しつける独特で悪質な能力に気づき、対抗する方法を考えなければならない。政府が武装して戦争を行う力と富を絶えず減らす必要がある。
To Promote Peace, You Must Fight Statism | The Libertarian Institute [LINK]

イスラム過激主義の主因は米シオニスト帝国主義にある。米軍やイスラエルのシオニストが中東で罪のない人々に不当な攻撃を行うたびに、多くの人がイスラム過激派への参加を熱望するようになる。 双方が血の渇望をあおる。その主な犠牲者は互いの指導者ではなく、一般市民だ。
U.S.-Zionist Imperialism and the Middle East | The Libertarian Institute [LINK]

政府は自由と許可、正義と法律を混同させる。立法を通じ紛争や不安を生み、政府がなければ起こらない争いを引き起こす。 文化や宗教をめぐる思想上の争いで異なる集団を対立させる。つまり権力者は政府という制度を通じ、必要性に応じて、支持を得るために臣民を分裂させる。
The State is Nothing But Appetite | The Libertarian Institute [LINK]

政府はしばしば一定の要件を満たす教育課程と学校教育を強制し、親に子供の通学を強制し、カリキュラムの自由な選択を妨げている。教育バウチャーを導入すれば、新たな財源と仲介組織が加わることで政府の介入が強化される。また例によって官僚がバウチャーの運営を任される。
The Economics and Ethics of Vouchers and Free Market Education | Mises Institute [LINK]

2025-05-12

冷戦の真実

ルーウェリン・ロックウェル(ミーゼス研究所会長)

ケネディ米大統領はCIAなど米情報機関を深く疑っていた。情報機関はキューバについてケネディに誤った助言を与え、ソ連と核戦争になりかけた。ケネディはベトナム戦争の激化を止めようと、国防総省を牛耳る戦争屋たちを憎んだ。そのため、ディープステートは暗殺を決意した。
Kennedy Assassination Mysteries | Mises Institute [LINK]
経済学者マレー・ロスバードは、米国の第二次世界大戦参戦を批判した。政府権力の不必要な拡大とみなし、海外への介入主義は国内での政府の統制を必ず強めると考えた。また冷戦は軍事費と介入主義の継続を正当化するために、米国の政治エリートが作り出したものだと主張した。
The Great Murray Rothbard | Mises Institute [LINK]

米国の大統領は世界有数の悪である。イラクやセルビアでは無意味な戦争で罪のない人々の命を奪い、爆撃で民間インフラを破壊し、計画的に病気を引き起こした。ドレスデン爆撃、広島の原爆投下、ウェーコの虐殺、ルビー・リッジの悲劇に至るまで、政府による殺人実践の典型だ。
Why We Need the Rule of Law | Mises Institute [LINK]

トランプ氏は歳出削減を公約に掲げ、選挙戦を展開したが、その支持する予算案はオバマ大統領をはるかに上回った。予算案は1兆6580億ドルの支出権限を与えている。オバマ氏の最後の予算より47%も多い。政府効率化省が節約したとされるわずかな金額も、事実上すべて帳消しだ。
The Great Tom Massie | Mises Institute [LINK]

トランプ政権や保守系の知事は、有害な教育課程の廃止などで問題を解決しようとしている。それがどれほど良い結果をもたらそうと、真の問題、「公」教育そのものの存在に対処することはできない。政府が運営する学校は本来、政府が子供に学ばせたいことを宣伝する機関なのだ。
The Menace of “Public” Education | Mises Institute [LINK]

2025-05-11

木村貴のヤバい政治経済(2025年、随時更新)

  1. ドイツのハイパーインフレ 破滅した人、大儲けした人(2025/01/06
  2. 古代ローマ帝国はインフレで滅びた(2025/01/07
  3. フランス革命、インフレが招いた恐怖政治(2025/01/09
  4. イカゲームに学ぶ 資本主義は殺人ゲーム?(2025/01/14
  5. 平凡な市場経済、それは奇跡だ!(2025/01/16
  6. 預金封鎖の悲劇 紙くずになった日本国債(2025/01/18
  7. ジンバブエのハイパーインフレ 大盤振る舞いの末路(2025/01/21
  8. ベネズエラのハイパーインフレ 社会主義の大惨事(2025/01/23
  9. 個性は分業を生み、繁栄をもたらす 「国富論」はここがヘン!(2025/01/25
  10. ハイパーインフレ・サバイバル術 ジンバブエに学ぶ(2025/01/28
  11. 預金封鎖サバイバル術 終戦直後の日本に学ぶ(2025/01/30
  12. 比較優位の法則とは? 超人ヒーローも取引で得をする(2025/02/01
  13. 金(ゴールド)が買われる本当の理由(2025/02/04
  14. さらば不換紙幣? ドルの没落、金の復権(2025/02/06
  15. トレードオフと機会費用 公共事業の見えないコスト(2025/02/08
  16. 株価を上げる原動力は◯◯の量! (ヒント)企業業績ではない(2025/02/11
  17. ハイパーインフレで株価はどうなる?(2025/02/13
  18. お金を刷っても楽園はできない 希少性って何だろう?(2025/02/15
  19. お金って何だろう? 孤島から考える(2025/02/18
  20. お金に国家は必要ない! 中世社会の事実(2025/02/20
  21. ダイヤは水よりなぜ高い? 限界効用で考えよう(2025/02/22
  22. 金と銀、どうしてお金になった? ピノッキオが理解しなかったその理由(2025/02/25
  23. 金本位制って何? ドル没落で再び脚光、真のグローバルスタンダード(2025/02/27
  24. 幸せの道しるべ、それは心のランキング 満足度は「量」でなく「順序」に注目(2025/03/01
  25. 本当は怖い信用創造 経済を不安定に!(2025/03/04
  26. 金利がゆがむと経済がゆがむ のび太とジャイアンの取引とは?(2025/03/06
  27. 経済に「等価交換」は存在しない! 価値が違うから、取引は生まれる(2025/03/08
  28. マイナス金利の幻想とツケ 「モモ」の思想が招いた経済のひずみとは?(2025/03/11
  29. ハイパーインフレより怖いもの(2025/03/13
  30. 金が再びお金になる日 価値保存の力、輝き増す(2025/03/15
  31. まだ信じてる? デフレは悪という嘘(2025/03/18
  32. 「反インフレ経済勉強会」開講のお知らせ(2025/03/18
  33. ああ勘違い! デフレは不況のことじゃない(2025/03/20
  34. 政府が金を没収する日 大恐慌の米、「非常事態」口実に強行(2025/03/22
  35. フォートノックスに金はあるのか? 米金融最大のタブー、市場の波乱要因に(2025/03/25
  36. 超大物中銀総裁が愛した金本位制 グリーンスパン氏、金融政策のお手本にしていた!(2025/03/27
  37. インフレの本当の意味って? 物価上昇じゃない!(2025/03/29
  38. 米政府、デフォルトの黒歴史 なぜ「なかったこと」に?(2025/04/01
  39. インフレは税だ! 最悪の税だ!(2025/04/03
  40. 偽金づくり、親玉は国家! ルパン三世が嫌った卑怯な犯罪(2025/04/05
  41. 大恐慌の影、輝き増す金 世界経済、トランプ関税で視界不良(2025/04/08
  42. 本当は怖い ケインズ5つの迷言 資本家に安楽死を!(2025/04/10
  43. ケインズ対ハイエク どっちが正しい? 経済に必要なのは介入か自由か(2025/04/12
  44. ドルの衰退、保護主義で加速 金の存在感、一段と(2025/04/15
  45. 好景気・不景気はなぜ起こる? 「犯人」は中央銀行(2025/04/17
  46. 不景気はなぜ良いか? バブルを正常に戻す!(2025/04/19
  47. 金融危機はなぜ起こる? 銀行ビジネスモデルに潜むもろさ(2025/04/22
  48. 国債デフォルトという選択 早いほうが痛みは小さい?(2025/04/24
  49. 財政破綻より怖いもの Nスペ「国債発行チーム」の正しい見方とは?(2025/04/26
  50. 「双頭の怪物」スタグフレーション、日本が退治できない理由(2025/04/29
  51. 減税がバラマキになるとき 国債頼みはごまかし(2025/05/01
  52. 赤字国債を今すぐやめよう! 禁止なのに大量発行、財政規律失う(2025/05/03
  53. 戦争って経済にプラスなの? 復興に目を奪われるな!(2025/05/06
  54. 亡国の財政ファイナンス 競争力低下や通貨安もたらす(2025/05/08
  55. 国債頼み、偽りの減税 手取り増えてもインフレで無意味に(2025/05/10
YouTube

木村貴の経済の法則!(2025年、随時更新)

  1. 「イカゲーム」が語る2025年経済のキモ 資本主義はゼロサムじゃない(2025/1/6*臨時解説
  2. 経済って何だろう? 自然に生まれる秩序の不思議(2025/1/10
  3. 個性は分業を生み、繁栄をもたらす アダム・スミスは何を見落としたか?(2025/1/17
  4. 超人ヒーローも取引で得をする 比較優位って何だろう?(2025/1/24
  5. 公共事業の見えないコストとは? トレードオフと機会費用で考える(2025/1/31
  6. お金を刷っても楽園はできない 希少性って何だろう?(2025/2/7
  7. ダイヤは水よりなぜ高い? 限界効用で考えよう(2025/2/14
  8. 幸せの指針、心のランキングとは? 満足度は「量」でなく「順序」に注目(2025/2/21
  9. 経済に「等価交換」は存在しない 価値が違うから、取引は生まれる(2025/2/28
  10. 金が再びお金になる日 価値保存の力、輝き増す(2025/3/7
  11. 政府が金を没収する日 大恐慌の米、「非常事態」口実に強行(2025/3/14
  12. フォートノックスに金はあるのか? 米金融最大のタブー、市場の波乱要因に(2025/3/21
  13. 米政府がデフォルトした日 黒歴史、なぜ「なかったこと」に?(2025/3/28
  14. トランプ関税、大恐慌の影 世界貿易、縮小のリスク(2025/4/4
  15. ドルの衰退、保護主義で加速 金の存在感、一段と(2025/4/11
  16. 財政破綻より怖いものとは? Nスペ「国債発行チーム」の正しい見方(2025/4/18
  17. 「双頭の怪物」スタグフレーション、日本が退治できない理由(2025/4/25
  18. 投資の神様、バフェット氏の「闇」 3つの残念な発言を読み解く(2025/5/9

2025-05-09

人は利益を求める企業家

ハンス・ヘルマン・ホッペ(経済学者)

私たちは皆、つねに利益を求める企業家である。私たちの行動はすべて企業家精神を表し、成功と利益を目的とするのだから、企業家精神と利益には何の問題もない。間違っているのは失敗と損失のみであり、それゆえ、私たちはすべての行動において、つねにそれを避けようとする。
The Ethics of Entrepreneurship and Profit | Mises Institute [LINK]
資本主義の事業にはリスクが伴う。 生産コスト、つまり支出する金銭が、受け取る収益を決めるわけではない。生産コストで価格と収益が決まるのなら、資本家がしくじることはないだろう。予想される価格と収益こそが、資本家がどの程度の生産コストを許容できるかを決定する。
How Entrepreneurs Make Society Better | Mises Institute [LINK]

物があふれていれば、争いは起こらない。欲望を満たすものが十分にあるからだ。異なる利害や考えが紛争を生むには、財が希少でなければならない。紛争とは、ひとまとまりの同じ財をめぐる物理的な衝突だ。人が衝突するのは、同じ財を異なる、相容れない方法で使いたいからだ。
Of Common, Public, and Private Property and the Rationale for Total Privatization | Mises Institute [LINK]

所有者間の財産の自発的な交換はすべて、社会の幸福を増大させる。財産の交換は、所有者双方が、放棄するものよりも取得するものを好み、交換による利益を期待する場合にのみ可能である。財産の交換のたびに、2人の人間が幸福を手に入れ、他のすべての人の財産は変化しない。
The Ethics and Economics of Private Property | Mises Institute [LINK]

人は自宅で誰が食事するかを決める権利がある。同様に、経営者は自分の食堂で誰が食事するかを決める権利がある。政府は商業施設から決定の権利を奪うことで、財産への攻撃を始めるのがたやすい。そうすれば、私有財産の最後の砦である家庭を徐々に侵略していくことができる。
The Private Property Order: An Interview with Hans-Hermann Hoppe | Mises Institute [LINK]

2025-05-07

立ち去る強さを

ロン・ポール(元米下院議員)

トランプ大統領の「ビッグ・ビューティフル」法案のどこにも歳出削減は見当たらない。大統領は国防費の半減を示唆したが、実際には軍事費を増加させた。帝国は逆襲に転じ、毎月10億ドル以上をかけてイエメンで戦争を始め、イランを威嚇し、タカ派は中国と対決したがっている。
The Empire Strikes Back - The Ron Paul Institute for Peace & Prosperity [LINK]
米国がイランと戦争を始めるとは、昨秋トランプに投票した人々は思いもよらなかったろう。新たな戦争を防ぐために米国が世界中で威嚇をするとは奇妙な論理だ。平和を築き保つために必要な真の強さとは、ただ立ち去る強さだ。米国と関係のない紛争に干渉するのをやめる強さだ。
Standing at the Edge of the Iran War Cliff - The Ron Paul Institute for Peace & Prosperity [LINK]

トランプ大統領はイエメンにさらに武力を行使すると脅し、イランも脅した。ブッシュ、オバマ大統領のように、前政権の好戦政策や世界大戦の瀬戸際外交の後に平和を約束し、当選したが、残念なことに、大統領となった今、ブッシュやオバマと同じく、別の道を歩んでいるようだ。
President Trump: Stop Bombing Yemen and Exit the Middle East! - The Ron Paul Institute for Peace & Prosperity [LINK]

トランプ大統領の関税政策は貿易戦争を引き起こし、米消費者は外国・国内製品の価格上昇に苦しむことになる。輸入原材料に依存する製造業など米企業は、多くの代金を支払わなければならなくなる。米輸出企業は、海外市場における米製品に対する需要の減少に苦しむことになる。
Liberation or Obliteration? - The Ron Paul Institute for Peace & Prosperity [LINK]

関税は保護される企業に短期の利益をもたらすかもしれない。しかし本来なら破綻してもいいはずの事業を存続させ、経営者や労働者がその才能を、経済全体により大きな利益をもたらす他の事業に生かせなくなる。またすべての税金(インフレ税を含む)と同様、関税は盗みである。
Tariffs are Theft - The Ron Paul Institute for Peace & Prosperity [LINK]

2025-05-05

トランプ氏の大きな政府

ライアン・マクメイケン(ミーゼス研究所編集主任)

トランプ大統領と共和党多数の米議会が承認した新予算には、今後数年間で連邦政府支出全体が減少することをうかがわせるものは何もない。予算削減は盛んに語られるが、結局のところ、連邦政府の支出は常に絶え間なく増加し、多くの場合、肥大化した軍事予算がその先頭に立つ。
Federal Spending Is Only Going Up: Trump Pushes Trillion-Dollar Defense Budget | Mises Institute [LINK]
トランプ大統領就任後2カ月間の米財政赤字は、前年同期の5320億ドルから4670億ドルに縮小した。これは歳出の減少ではなく税収の増加による。歳入源が国債による将来の課税から現在の課税にシフトした。これは政府が課税で富を吸い上げることに、より成功したことを意味する。
The Federal Government Is Still on Track for a $2-Trillion-Plus Deficit | Mises Institute [LINK]

政府債務に取り組む戦略は2つしかない。第1は、政府支出を削減する。この戦略は「無償」に慣れ親しんだ有権者には人気がない。第2は、債務の履行拒絶に真剣に取り組む。現在の納税者は、何年も前に政治家が戦争その他の大失策のために負った赤字を返済する義務はないはずだ。
Don’t Pay Down the National Debt. Just Stop the Deficit Spending | Mises Institute [LINK]

現時点で、トランプがインフレを抑え込む健全通貨派になるという期待がまったくの希望的観測にすぎなかったことは明らかだ。トランプが好む金融政策は、バイデン、オバマ、ブッシュと変わらない。これら政治家にとっての「解決策」は、いつも金融緩和であり、金利引き下げだ。
Trump the Inflationist: He Wants More Easy Money from the Fed | Mises Institute [LINK]

インフレ政策は資産家の富裕層を優遇する一方で、物価高と所得減少を裕福でない人に押し付ける。トランプの低金利政策は、自由な市場で生じるよりもはるかに大きな不平等をあおっている。低金利政策は、低所得層よりも高所得層の可処分所得をはるかに急速に増加させるからだ。
Trump's Inflationist Monetary Policy Favors Wall Street over Main Street | Mises Institute [LINK]