2021-06-23

ワクチンか自然免疫か


感染による自然免疫だろうとワクチンによる人工免疫だろうと、免疫は免疫だ。どちらも集団免疫に寄与する。国民にワクチンを打てと言う人は、最終目標を忘れている。目標はワクチンの接種ではない。免疫だ。コロナウイルスに感染し、自然免疫を得た人々にワクチンはいらない。国民はすでに集団免疫を獲得しているかもしれないのに、州知事や厚生官僚は極端な非常権限を行使し、人々の自由と暮らしを侵害し続けている。

医療政策の支配層はその大半が、新型コロナウイルスの自然感染による免疫を否定する。理由は簡単。自然感染による免疫が増えるほど、人体実験のようなワクチンを打つ理由がなくなるからだ。自然感染による免疫は、ワクチン接種で得られる人工免疫と同等かそれより優れている。自然免疫を得た人々が、リスクの高いワクチン接種をやめると決意すれば、国民にワクチンを強制しようとする政府の試みは失敗するだろう。

ワクチンによる人工免疫に比べ、感染による自然免疫の効果が強く、長続きすることは、数十年にわたる証拠がある。ワクチンとアジュバント(強化剤)による人工免疫はたいてい不安定で、効果が短いか全然ない。これははしか、百日咳、インフルエンザなどの集団接種や、新型コロナワクチン接種後にまた感染する「ブレイクスルー感染」で繰り返し明らかになっている。

米国の大学の多くは、コロナワクチンの接種に際し、すでにコロナに感染したことによる免疫の有無を無視している。自然感染し、回復した学生は免疫を得るが、その効果の期間がわからないからだという。しかしそれはワクチンも同じだ。自然免疫と持続期間は変わらないとされる。

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