2019-12-16

絶えざる革新

絶えざる革新
消費者は注文が多く移り気だから、企業にはつねに改善の余地があり、品質を高め、価格を下げなければならない。できなければ競争に敗れる。一度トップに立つてもその地位を守れるとは限らない。相対的優位にある企業は、絶えず革新を続けることで地位を守らなければならない。
How Entrepreneurs Learn from the Marketplace | Mises Wire

市場原理の放棄
ソ連が富の創造に失敗したのは、市場原理を放棄したからだ。資本の私有を禁止し、価格機構を無視し、物不足にお構ひなし。社会主義者の考へによれば、企業経営者を労働者評議会に置き換へれば、すばらしい繁栄がもたらされるはずだつた。結果は欠乏、貧困、強制収容所である。
The Berlin Wall: Doomed by Economics | Mises Wire

技術革新への嫌悪
政府は革新的技術がもたらす3つのことを嫌ふ。物価の下落、税収の減少、経済支配力の低下だ。だから政府は経済構造の真の変化を望まない。通貨発行で賄ふ大規模な財政支出は経済に良くない。民間に資源や人材の入手を困難にし、経済から変化や生産力を奪ひ、借金漬けにする。
Expect the ECB to Use a "Climate Crisis" to Justify Their Next Stimulus Plan | Mises Wire

アベノミクスの教訓
アベノミクスの真の教訓はかうだ。金融財政政策では成長や生産性を改善できない。それは政府の過剰な介入がもたらした不均衡を永続させ、富を給与と貯蓄から政府や癒着した業界に移転させる。中央当局は小さな政府や規制緩和を目指すどころか、経済を徐々に国有化させていく。
Abenomics has Failed Japan. Financial Times Wants to Make it Global. | Mises Wire

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