2021-09-09

製薬産業と政治家

Jabbed: How the Vaccine Industry, Medical Establishment, and Government Stick It to You and Your Family (English Edition)

米ブッシュ一族のワクチン産業に対する忠誠心は誰にも劣らない。1970年代、ブッシュ父は医薬大手イーライ・リリーの役員だった。ブッシュ息子の政権下で同社の元役員ミッチ・ダニエルズは行政管理予算局長を務めた。同社CEOのシドニー・タウレルは国土安全保障諮問委員だった。(作家、ブレット・ウィルコックス)

2002年12月、米国土安全保障省を創設する法律が成立する際、何者かが付帯条項を紛れ込ませ、イーライ・リリー社のワクチンに含まれるチメロサール(有機水銀化合物)で被害を受けた子供たちの親が提訴した数百件の未解決訴訟から同社を免責しようとした。(同)

息子ブッシュ米大統領は突然、1100万人の軍関係者と緊急時対応要員に天然痘ワクチンを接種すると発表した。ワシントン・ポスト紙によると、ブッシュ大統領の狙いは生物兵器の攻撃から前線の兵士を守り、対応力を向上させることにあるという。(同)

元製薬会社社員ローリー・パウエルの2016年の記事によると、製薬業界のロビー活動費は年々増え、2009年には2億7300万ドルと過去最高に達した。政治家は政策に影響はないと言うが、それは違う。米国で癌の治療費が他国の600倍もかかるのは、政治的な見返りの結果に他ならない。(同)

製薬業界によるロビー活動のもう一つの政治的見返りは、政府が特許薬に法外な金額を払い続けることだ。また、製薬業界のマネーは、ワクチンメーカーを免責するワクチン健康被害補償法の制定にも一役買った。(同)

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