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2026-08-04

ミーゼス研の批判排除

McMaken: Why Comments Sections Are Not Coming Back to Mises.org [LINK]

【海外記事より】弁護士のステファン・キンセラ氏が運営するウェブサイト「プロパティ・アンド・フリーダム・ソサエティ」に掲載された記事をご紹介します。この記事では、ミーゼス研究所のライアン・マックメイケン氏が発表した「なぜMises.orgでコメント欄を再開しないのか」という文章に対する批判的な議論が展開されています。マックメイケン氏は、ウェブサイトの所有者は自らの運用方針を自由に決定する権利を持っており、自サイトの批判者に対して意見発表のプラットフォームを提供する義務はないと説明しました。これに対して、ある評論家は、所有権に基づいてコメント欄を閉鎖する権限があることと、その決定が知的に賢明であるかどうかはまったく別の問題であると指摘しています。オープンな批判の場を排除することが、研究所の持つ教育的および学術的な使命の達成に本当に貢献するのかという点について疑問が投げかけられています。

さらに記事の中でキンセラ氏は、単にコメント欄の機能を停止するだけであれば設定を一つ変更するだけで済むにもかかわらず、長年にわたる過去のコメント記録の消去やブログ名の変更、さらには適切な転送設定を伴わないリンク構造の変更や厳格な著作権管理の再導入までが行われたことに対して大きな疑問を呈しています。こうした一連のウェブサイトの改変は、かつて同研究所が推進していたオープンな情報共有やオープン出版方針からの実質的な後退であると評価されています。

記事の提言として、以前採用されていたクリエイティブ・コモンズのライセンス方針を再び導入し、消失した過去のコメントアーカイブを復元して壊れたリンクを修正すべきだと述べられています。また、発行している学術誌の管理を統一的に整理統合し、寄付者からの資金支援を効果的に活用して学生向けの教育プログラムをさらに拡大することが、研究所本来の教育・学術目的に合致する現実的な見直し策であると提示されています。

このように本記事は、単にコメント欄の有無という技術的・運用上の問題にとどまらず、オープンな情報発信や自由な議論の保障という観点から、ウェブサイトの運営姿勢や学術機関としての本来のあり方について冷静な再考を促す内容となっています。 

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