2019-12-18

政府が支配する世界

政府が支配する世界
現代は政府が世界のほとんどあらゆる場所で人生を支配し、他の組織が社会で果たした役割の大半を取り込んでゐる。家族から教育の役目を奪ひ、義務教育で市民の鋳型にはめる。教会から結婚の承認、タブーの規制、慈善活動の役割を奪つた。市場経済に干渉し、規制の山を築いた。
Anti-Market Conservatives Want to Fix Social Ills, But Their Cure Will Only Make Things Worse | Mises Wire

禁酒法の時代
1920年代米国は禁酒法で酒の供給を違法化したが、需要はなくならなかつた。市民はビールやウイスキーを飲むことがなぜ犯罪になるのか理解できないまま、一夜にして犯罪者となつた。酒類取締局捜査官エリオット・ネスですら、善良な市民が望まない法の執行を疑問に感じてゐた。
6 Things We Learned from Prohibition - Foundation for Economic Education

北欧のグローバル資本主義
北欧諸国はグローバル資本主義と自由貿易を強く信奉してゐる。デンマーク、ノルウェー、スウェーデンは世界で最もグローバル化の進んだ国に入り、外国企業の参入しやすさも上位10位以内だ。最低賃金の強制もない。最低賃金は会社側と組合の協議で決まり、職業・産業で異なる。
The Myth of Scandinavian Socialism - Foundation for Economic Education

大麻解禁への抵抗
米国で連邦レベルの大麻解禁に反対し、ロビー活動を行う業界・団体は多い。ビールやワインの製造・販売会社、麻薬検査官、検察官、麻薬専門の弁護士、判事、リハビリセンター、カウンセラー、私営刑務所、矯正職員、鎮痛剤を売る大手製薬会社、麻薬取締局やCIAなど政府機関。
Meet the Special Interests Keeping Marijuana Criminalized

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