2019-12-13

ケインズと優生学

ケインズと優生学
経済学者ケインズが優生学に関心を抱き、暴力による人口制限を支持した事実は知られてゐない。特にインド、エジプト、中国など東洋の人口過剰を心配し、白人が人種闘争にさらされてゐると考へた。帝国主義的な政府の暴力を東洋人に行使し、白人の人口を防衛するやう主張した。
Keynes on Eugenics, Race, and Population Control | Mises Wire

労働価値説は死なず
マルクス『資本論』第1巻刊行からまもない1870年代に発展した主観価値説から見ると、搾取論の基礎である労働価値説が今も影響力を持つのに驚く。この説の創始者はマルクスではなく、スミスやリカードら古典派経済学の著作に見出せる。マルクスはそれを一押ししたにすぎない。
The End of Marxian Exploitation Theory | Mises Wire

中央銀行の偽金

お金は交換を可能にする。個人は交換の前に、お金と交換できる何か役立つものを用意しなければならない。それでお金を手にしたら、欲しいものを買へる。しかし中央銀行が無から創造したお金は、偽金と変はらない。偽金づくりは役立つものを生産せず、欲しいものを手に入れる。
Why Government Should Not Fight Deflation | Mises Wire
 

知財はいらない
知的財産権は知的創造を妨げる。証拠の一つは、オープンソースソフトウエアの拡大だ。プログラマーは市場初となる利益を十分な対価と考え、知的独占による将来の利益を進んで放棄する。もう一つはパテントプールの普及だ。もしあらゆる企業に広がれば、特許のない世界になる。
Intellectual Property as the New Guild System | Mises Wire

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