政府は利己的
あらゆる政府は支配階級が動かす。支配階級は少数で、多数の被支配階級を搾取する。集団はすべて自己利益のために行動するから、支配階級が「公共善」のため利他的に行動すると期待するのは馬鹿げてゐる。彼らは国民の利益を犠牲にし、自分とその特別利害関係者の利益を図る。
James Mill and Libertarian Class Analysis | Mises Institute
景気対策のツケ
日本はバブル崩壊後に金融緩和と財政支出を繰り返したせいで、1980年代の間違つた投資を清算する不況といふ癒しを妨げた。相対価格と生産構造を市場ニーズに合はせる調整を先送りした結果、労働者あたりの資本ストックと労働生産性が次第に低下。実質賃金の停滞をもたらした。
Stimulus Brings Stagnation: The Case of Japan | Mises Wire
帝国主義の代償
米国の帝国主義と対外介入の影響はいつも悲惨だ。外国人にとつてだけではなく、米国人にとつても。連邦政府の支出と負債に歯止めが効かなくなり、中間階級の多くは見捨てられ、高齢になると自活できず、急場の蓄へもなく、その日暮らし。帝国主義と対外介入は安くは済まない。
A Huge Empire Requires a Huge Government | Mises Wire
雇用保障の誤り
健全な経済のカギは雇用を増やすことではない。逆に少ない労働力を使つて生産性を高めることだ。やみくもに「雇用創造」や労働者全員への雇用保障を目指せば、目的と手段が逆転し、労働者が機械や道具を使ふのを制限し、必要以上に多くの労働者を雇ふ事態につながりかねない。
Why Bernie Sanders's Universal Job Guarantee Is Fool's Gold - Foundation for Economic Education
0 件のコメント:
コメントを投稿