2024-09-19

マイクロリバタリアンを排す

ミレイ大統領は軍の支持者を前にした演説で、「大きなアルゼンチン、強いアルゼンチン、強力なアルゼンチン」と呼ぶビジョンを示した。これは政府支出の拡大を意味する。ミレイはF16戦闘機24機の購入とTAM戦車の近代化を自慢し、政府官僚(軍人)の給料を上げたいと述べた。
Milei Wants More Government Spending—For the Military, of Course | Mises Institute [LINK]
ミレイ・アルゼンチン大統領は、イスラエルおよび狂信的で邪悪なネタニヤフ首相と強く結びつき、ユダヤ教に改宗するまでに至っている。よりによって、イスラエルがパレスチナ人に対して大量虐殺を行い、世界大戦に発展しかねない恐ろしい地域戦争を煽っているときにである。
Milei Is Little More Than a Political Wolf in Sheep's Clothing: Beware the False 'Libertarian' Hype - LewRockwell [LINK]

小さな問題では自由主義の原則に基づいて行動するのに、大きな問題では原則を放棄するリバタリアンを見つけるのは簡単だ。小さな問題とはマリファナ、家賃統制、売春、ライドシェアなどだ。大きな問題とは戦争と平和、地政学、パンデミックなど、より物議をかもすテーマだ。
The Problem with Microlibertarianism | Mises Institute [LINK]

マイクロリバタリアンは、国家権力の制限は小さな問題では機能するが、大きな問題では機能しないと考える。その結果、国家権力の中核をなし、市民の生活や自由を最も脅かす権力は無制限に認める。「国家緊急事態」「国益」「国家安全保障」「公衆衛生」については政府に従う。
Libertarianism vs. Microlibertarianism | Mises Institute [LINK]

殺人が窃盗よりも凶悪な犯罪であるように、核戦争による大量殺人は最悪の犯罪である。大量殺戮の阻止はゴミ処理の民営化よりはるかに重要だ。リバタリアンは物価統制や所得税には正しく憤るのに、大量殺人という究極の犯罪には肩をすくめ、あるいは進んで擁護するのだろうか?
A Libertarian Theory of War | Mises Institute [LINK]

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