2024-10-21

中央銀行の害悪

中国はルーズベルトが大恐慌の際に、トランプとバイデンがコロナ危機の際に、大規模な経済対策によって犯した同じ過ちを犯している。今日の政府・中央銀行は、資本主義であれ社会主義であれ、経済を回復させない。介入を続ければ続けるほど、結局は深刻な不況の再調整を招く。
Chinese Authorities to Stop Economic Cleansing | Mises Institute [LINK]
政府は民間部門が求める以上の通貨を発行し、インフレを生み出している。中央銀行がお金を刷るのは、増加する財政赤字を吸収するためだ。インフレは隠れた税金であり、経済の国有化をゆっくりと進め、有権者を怒らせることなく増税し、民間企業を非難する完璧な方法だ。
No Central Bank Wants to Stop Price Inflation | Mises Institute [LINK]

インフレによって人為的に金利を引き下げても、設備投資は増えない。個人の最終目標が基本的な生活の維持である限り、現在の財と将来の財では、現在の財の方が高く評価される。中央銀行の政策立案者がこれを覆そうとすれば、個人の生活水準を損なうことになる。
Does the Central Bank Determine Interest Rates? | Mises Institute [LINK]

中央銀行が公有か私有かは重要か。経験上、答えはノーである。結局のところ、欧州の2つの典型的な民有中央銀行であるイングランド銀行とフランス銀行は、他の中央銀行と同様に、当初から政府という事実上の主人に奉仕することに重点を置いていた。民有といわれる米連邦準備理事会(FRB)も同じだ。
Is the Federal Reserve a Private Bank? It Doesn't Matter. | Mises Institute [LINK]

FRBは何十年もの間、米政府から独立した存在だという考えを育て、広めてきた。しかし実際には、FRBはその金融政策を財務省や政府の政策と「調整」し、政府が中央銀行から望むものを正確に得られるようにしてきたことが、歴史的な経験からたびたび明らかになっている。
The Federal Reserve and the Regime Are One and the Same | Mises Institute [LINK]

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